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#3 形にすれば願いは叶う?

第1週 第3日(水)視覚芸術「ラスコー洞窟の壁画」

1日1ページ、読むだけで身につく世界の教養365を読破しようという企画。
この本の概要についてはこちらを一読ください。

今日は視覚芸術「ラスコー洞窟の壁画」です。

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本の要約

ラスコーの洞窟壁画は、旧石器時代のもので現在知られている最古の芸術作品。
発見されたのは1940年、フランス中部の村モティニャックの近く。
洞窟の内部には部屋がいくつもつながっており、その壁には、1万5000年から1万7000年前に描かれた動物の絵が1500点近くあった。

なんのために描かれた壁画かについては諸説あり、動物の絵を描くことで、動物を自分たちの思い通りにしたり、数が減ったときには増やしたりできると考えていたとされる。

壁画の動物は、輪郭線だけで描かれているか、その中が一色で塗りつぶされているかの、どちらかで、その多くはいわゆる「歪曲描法」を使っている。

この洞窟で最も壮麗な部屋は「雄牛の大広間」と呼ばれる場所で、左から右へと続く一連の絵に、野牛の群れを追いかけて捕まえる様子が描かれている

画像1

1948年に一般公開されたが、怒涛の見学者の多さで壁画が痛み始め、1963年に閉鎖されてしまった。
現在ではラスコー洞窟の壁画を綿密に再現したレプリカ洞窟「ラスコー2」が観光客向けに公開されている。

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絵うまいな

googleマップで写真を閲覧できるのだが、
全然今でもウケそうな絵だなぁって第一印象思った。

古代絵画というと一昨日やったアルファベットのようにエジプト絵画を思い浮かべるが、ラスコーの壁画は現代風というか、ちょっとかわいい。

画像2

GIGAGINEに特集されてるのみて

本書では語られていない「手形」について多く説明されている。
手形は洞窟の壁のそこら中でペタペタ描かれているらしい。ホラーじゃん。

画像3

いずれにしても動物や手形をどうして描いたのかについては解明されていない。

今はラスコー4まである

2016年に最新版レプリカ「ラスコー4」を完成させたらしい。
どっちにしてもやっぱり本物が見てみたい。関係者になれば見れるのかな。

そもそもどうやって描いたのか

何かには手の届かない天井にも描かれていたものもあったみたい。
古代系ではお決まりではある謎だが、本当にどうやって描いたのか気になる。
洞窟の中って今みたいに電気がない時代でどうやって明かりを灯したのだろう。大きい洞窟なら焚き火や松明燃やしても一酸化炭素中毒にならないのかな。

こんなに発達した時代でも解明されない謎がたくさん残っているなんてロマンがありますね。

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