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#298 [科学] 日常生活でふつうに出あう数のこと

第43週 第4日(木)科学「実数」

1日1ページ、読むだけで身につく世界の教養365を読破しようという企画。
この本の概要についてはこちらを一読ください。

今日は科学「実数」です。

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本の要約

実数は、自然数、整数、有理数、無理数から成る。

■自然数
1から始まる数である。人類史の初期には、多くの文化でゼロの概念も編み出された。

■整数
自然数と、自然数に負(マイナス)の符号を付けた数と、ゼロを合わせて、整数という。

■有理数
整数の次に生まれたのが分数、つまり有理数だ。整数の比として表すことができる。整数も全て有理数である。

■無理数
古代ギリシアの宗教結社のひとつに、数を礼拝の対象とするピタゴラス教団があった。あるとき、この教団の人々は、π(円周率)や2の平方根など、整数の比で表すことの出来ない数があると知って愕然とした。こうした数を無理数という。無理数を小数で表すと、小数点以下は同じ数字の並びが現れることなく延々と続いていく。

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今の私より遥かに頭がいい古代人

負の数は、紀元600年頃にインドの数学者たちによって考案されたが、ヨーロッパでは17世紀まで取り入れられなかった。

また、古代エジプト人は、紀元前1000年ころから分数を使い始めているらしい。

すでに紀元前の時点で分数を使っていることに驚愕だ。私からしたら、私生活で意識して使うことなんてあまりないのに。
もう完全に数学の力では2000年前以上の人たちに負けている…
計算が苦手な私も偉人を思って勉強すればモチベーションに繋がるかな。

ちなみに日本が数学を用いている歴史の風景や数学者って見たこと無いけど、いつから取り入れるようになったのだろう。



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