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#81 [科学] 近い将来、磁気嵐で大変なことになるかも

第12週 第4日(木)科学「太陽の黒点とフレア」

1日1ページ、読むだけで身につく世界の教養365を読破しようという企画。
この本の概要についてはこちらを一読ください。

今日は科学「太陽の黒点とフレア」です。

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本の要約

太陽の表面はガス状になっていて、セ氏6000度で燃えて太陽系全体を暖めている。

■黒点
太陽の表面には他より温度の低い部分があり、これを黒点という。
大きさは、およそ地球と同じくらいで、周囲よりも200度以上低いので暗く見える。
黒点が持つ磁場で、太陽中心部からの熱をせき止められている。

■フレア
フレアとは、太陽表面での爆発現象のこと。
普通黒点は、向きが反対の磁場を持った2つがペアとなって現れる。磁場が反対の黒点に挟まれた部分ではフレアが頻繁に起こる。
フレアが起こると地球にX線などの電磁波が振り注ぎ、地球磁場の乱れである磁気嵐を引き起こす。

太陽の黒点とフレアは、約11年周期で増減を繰り返している。
2000年7月14日に太陽で大規模なフレアが起こり、このときは見事なオーロラがテキサス州でも見られ、各地で停電が起こり、衛星通信が一時不通になった。

黒点は、地球の気温にも影響を与えていると言われている。

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セ氏って単位はなんですか?

セ氏はセルシウス温度の略称で、摂氏と略して呼ばれることもあり、「℃」と表現する。

アメリカなどでは、カ氏という単位を基準に温度を測っているらしい。
カ氏は、華氏、ファーレンハイト温度の略称で、単位は「°F」と表現する。

セ氏は氷点を0度C、水の沸点を100度Cとしているので分かりやすい。
一方で、カ氏は、寒剤(氷と食塩)によって得ていた最低温度(約マイナス17.78℃)を「0°F」とした。さらに氷点(0℃)を「32°F」としている。

ややこしすぎる。

一応変換式もあるみたい。

詳しくは、下記サイトで紹介していた。
アメリカ旅行する時は思い出そう。

次の大規模フレアはいつ?

11年周期で2000年に大規模フレアが来たと成ると、直近だと2022年に来ることになる。もしくは今年なのかもしれない。

今年か来年か、はたまた再来年かわからないが、近い将来また大規模フレアが来るとなると、少なからず経済にも影響を与えるだろう。
ふとした時にでもフレアのことを思い出せたら、何かしらの対策はできるかもしれない。定期的に思い出そう!


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