#292 [音楽] 「指揮者」の地位を確立したチェコ作曲家
第42週 第5日(金)音楽「グスタフ・マーラー」
1日1ページ、読むだけで身につく世界の教養365を読破しようという企画。
この本の概要についてはこちらを一読ください。
今日は音楽「グスタフ・マーラー」です。
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本の要約
■グスタフ・マーラー(1860~1911)
ベーメン(ボヘミア)地方の荒んだ家庭に、14人きょうだいの第二子として生まれた。父親は粗暴な性格で、自然に慰めを求め、自宅の周りの山や野原をいつまでも散歩していた。15歳のとき、ウィーン音楽院への入学を認められ、そこでルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンとリヒャルト・ワーグナーの作品に夢中になった。
マーラーの作曲技法は、存命中から議論を呼んでいた。また、聴衆をあっと言わせるため演奏中に安っぽい仕掛けを使う点も批判された。作曲家としては死後40年たってから理解されるようになった。
その一方マーラーは、指揮者としてはじめてスーパースターになった人物の一人で、彼は人気を利用して、オーケストラの指揮者に名誉と敬意を捧げる習慣を確立させた。
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交響曲第1番 巨人(1888年)
「巨人 Titan タイタン」という標題は、愛読書であったジャン・パウルの小説『巨人』(Titan)に由来する。
youtubeでこんなに古い音源が残ってるのすごい。
交響曲第5番(1902年)
彼の交響曲のなかで最も人気が高い作品の一つとなっている。映画「ベニスに死す」で使われ、マーラー音楽の代名詞的存在ともなっている。
これだけ覚えておいても損はない。個人的には「巨人」のほうが好き。