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#56 [宗教] 出エジプト記のはじまりまじまりぃ。

第8週 第7日(日)宗教「モーセ」

1日1ページ、読むだけで身につく世界の教養365を読破しようという企画。
この本の概要についてはこちらを一読ください。

今日は宗教「モーセ」です。

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本の要約

モーセは、ユダヤ教の歴史の中で最も重要な聖書中の人物の一人と広く考えられている。

アブラハムの子孫であるヘブライ人は、飢饉の時イスラエルを離れエジプトに定住した。ヤコブの息子ヨセフがエジプトでファラオに籠愛(ちょうあい)されていたからだが、やがてファラオとヨセフの友情は忘れられ、ヘブライ人はエジプト人の奴隷となった。

モーセが生まれた時代のファラオはラムセス二世と言って、ヘブライ人の奴隷が産んだ子どもは殺してしまえと命じていた。
モーセを産んだ両親は生まれて3ヶ月の彼をかごに入れ、優しい人が見つけてくれることを願ってナイル川に流した。結果、ファラオの娘がモーセを見つけ自分の子供として育てた。

モーセが聖人し、自分の出自を知った時、エジプト人がイスラエル人を殴っているのを目撃し、その仕返しにこのエジプト人を殺害した。そのためエジプトからの逃亡を余儀なくされシナイ半島で40年間暮らした。

その後、神からエジプトに戻りイスラエル人を率いてエジプトから脱出せよと命じられ、エジプトに戻りファラオに説得する。ファラをが拒絶すると、神はエジプト人に10の災いをもたらした。最後の災いーーエジプト人の全家庭で最初に生まれた男子が死ぬという厄災ーーが決定打となり、ファラオはイスラエル人を開放した。

しかし、イスラエル人が立ち去ったあとに、ファラオは軍勢を率いて後を追った。紅海にたどり着いた頃には軍勢に囲まれたイスラエル人だったが、イスラエル人を救うため神は、紅海を左右に分けてイスラエル人を海からわたらせ、エジプト軍を溺死させた。

シナイ山に到着すると、一人で山に登って十戒を神から直接授かった。

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イスラエル12部族はどうなったん??

ヤコブの息子たちが結成したイスラエル12部族というものが確かあったはずなのだが、それは全く浸透しなかったのだろうか…悲しい。

ヨセフの時代からどれくらい時が経ったのだろうか。政権が交代することでいろいろな政策や方針がガラッと変わってしまうのは今でもありえることなのだが、奴隷にするほど変貌してしまうとは…

これがいわゆる出エジプト記のはじまり

先週までやっていた物語「創世記」が一通り終わったことになるのかな。
アダムとイブから始まり、カインとアベル、ノアの箱舟、アブラハム、イサク、ヤコブ、ソドムとゴモラ、そしてヨセフのものがたり。

エジプトとファラオが出てくるとだいたい良くないことが起きてきたてきた創世記だったが、出エジプト記はどうなっていくのだろうか。

十戒とは

十戒は多神教の禁止や偶像崇拝の禁止に始まり、殺人・姦淫・窃盗を禁止し、父母への敬愛や隣人愛などの倫理を規定するものであるが、この十戒を基にして神はイスラエル人全体と契約を結ぶ。このシナイ山での契約は、ユダヤ教の重要な原点のひとつとされている。(wikioedia)

要は宗教に関わらず、人間の一般的倫理に基づくいけないことを禁止したってことだよね。
むしろこれ以前は何をやっても良かったってことか…うーん。神も苦労しただろうなぁ。この契約を破るやつが出てきたらどうなるんだろう。それもきになる。

ユダヤ教はこの十戒を律儀に今でも守っているということになるのか。そう思うとすごいな。お肉や魚が食べれないなども十戒のうちにあるのかな。


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