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#294 [宗教] 仏教の開祖。「目覚めた者」

第42週 第7日(日)宗教「ブッダ」

1日1ページ、読むだけで身につく世界の教養365を読破しようという企画。
この本の概要についてはこちらを一読ください。

今日は宗教「ブッダ」です。

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本の要約

ブッダ(仏陀)は「目覚めた者」を意味する尊称で、ものと名をガウタマ・シッダールタ(ゴータマ・シッダッタ)といい、紀元前6世紀に生まれた。

ある言い伝えによると、シッダールタが生まれる前に、仙人が現れ、シッダールタは偉大な王になるか、さもなくば偉大な宗教指導者になるだろうと予言した。シッダールタの父は、息子には王になってもらいたいと思ったので、宗教やこの世の苦しみを息子に見せないようにした。

しかし、あるときシッダールタは宮殿の門を出て郊外へ遊びに行く途中、老人と病人と修行者を見た。この世には、このような苦しみがあるが、それに打ち勝つための進行もあるのだと知ると、29歳の頃、それまでの生活を捨ててインド北東部に隠遁し、修行者になった。彼は悟りを開いて真理に到達した。

■四諦(4つの聖なる心理)
・この世は苦である心理
・この苦は原因があり、それは欲望にほかならないという心理
・苦が一切ない涅槃(ねはん)と呼ばれる境地があるという心理
・涅槃に至る道が存在するという心理

当初シッダールタは、悟った内容を他の人々に説くべきか迷っていた。そこへ梵天(ぼんてん)という神が現れ、教えを説いてほしいと懇願した。そこでインドのガンジス川流域で説法を開始した。

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お釈迦様

本名は「ガウタマ・シッダールタ」。お釈迦様と呼ばれるようになったのは、父はインドの武士階級に属するシャーキャ(釈迦)族の王で、その息子の王子だったからという説が有力。

昔からボンボンではあったようだ。

29歳のときに出家して修行者になるのだが、それまでに結婚もしている。
16歳のときに隣国の王女ヤショーダラ姫と結婚し、19歳のときに第一子となる息子ラーフラが誕生した。つまり、何不自由無い生活を暮らして一見幸せそうな豊かな暮らしをしていたにもかかわらず、家族をおいて出家する。

人の幸せとはなんなのか、わからんものですね。

苦しい修行を経験し瞑想の末に悟りを開いたという仏陀は、キリストやムハンマドのような俗世を混沌にもたらすような宗教と少し違うのかもしれない。




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