#304 [視覚芸術] 現代アートを収蔵するニューヨークの名物美術館
第44週 第3日(水)視覚芸術「グッゲンハイム美術館」
1日1ページ、読むだけで身につく世界の教養365を読破しようという企画。
この本の概要についてはこちらを一読ください。
今日は視覚芸術「グッゲンハイム美術館」です。
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本の要約
ニューヨークのグッゲンハイム美術館は、20世紀で最も革新的な建築物のひとつだ。内部に巨大な螺旋状のスロープを備えた構造であり、従来の美術館の設計とは全く異なるものだった。
この美術館は、そろもん・R・グッゲンハイム財団の現代美術コレクションを収蔵するためアメリカ人建築家フランク・ロイド・ライト(1867~1959)が建てたものだ。
グッケンハイム美術館は、オウムガイの貝殻や、上下を逆さまにしたジッグラト(メソポタミア文明の螺旋形をした神殿)に例えられている。
この美術館は、1959年にオープンしたとき、大絶賛と厳しい批判の両方を浴びた。あるものは、ライトがらせん構造を設計したせいで、通りを挟んで反対側にあるセントラルパークの景観が台無しになったと思った。またあるものは、スロープのせいで大きな絵画を離れてみるのが難しく、また傾斜しているので絵画を安心して鑑賞できないと思った。さらにガラス製の丸天井から差し込む自然光で内部は、想像よりも暗すぎ、人工照明を設置しなくてはならなかった。
展示スペースとして問題はあるが、今もニューヨークの観光の目玉である。
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グッゲンハイム美術館
思ったよりも大通りに面しているんだな。
建物の円形部分は吹き抜けになっていて、これがらせん構造で続いている。
傾斜して絵画が見づらいというのは、下の画像を見ると言っている意味がわかる。確かに。
出展物はピカソ、ゴッホ、ゴーギャンなど非常に有名な画家の作品を多数見ることができる。
ニューヨークに旅行に行く際には立ち寄ってもいいかも。