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#273 [宗教] 終末の日が近づくと現れるムハンマドの子孫

第39週 第7日(日)宗教「マフディー」

1日1ページ、読むだけで身につく世界の教養365を読破しようという企画。
この本の概要についてはこちらを一読ください。

今日は宗教「マフディー」です。

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本の要約

イスラム教徒は、預言者ムハンマドは説教の中で、終末の日が近づくとマフディーと呼ばれる人物がイスラム世界に現れると説いたと信じている。この人物は、ムハンマドの「アフル・アル=バイト」(家系)の一人で、この世界を清浄で平和な場所に変えてくれるという。マフディーの特徴については様々な教義があるが、ここでも例にもれず、シーア派とスンナ派では考え方が大きく異なる。

スンナ派によると、マフディーはまだ生まれていないという。マフディーはムハンマドが最初の啓示を受けたのと同じ40歳で姿を現し、マフディーと復活したイエスが、その後何年も地上でともに暮らすと信じられている。

シーア派は、最後となる第12代イマーム(指導者)がマフディーで、父の第11代イマームが亡くなったとき葬送礼拝をした後、幽隠に入り、今もその状態のままである。彼はムハンマド・マフディーという名で今も生きており、いずれ姿を表すと信じられている。

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終末の日とは

歴史には終わりがあり、それが歴史そのものの目的でもあるという考え方。

どこの文化でも宗教一般に見られ、これを「終末論」という。

歴史の終わり直前にはマフディがでてくるということ。
ただ、この終末論からいえば、世界は最終的には滅びるわけだから、マフディが現れたとしても一時的に平和になるだけなんだろう。

そう考えると、マフディがいてもいなくても変わらない気がしてくる。

また、世界の終焉後にも物語はあって、人間は生前の行いを審判され、天国か地獄行きかを決められる。それが「最後の審判」

アッラーの復活である。

このアッラーの復活の兆候が面白いので是非見てほしい。


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