#53 [科学] デメリットのない科学的に実証された特効薬
第8週 第4日(木)科学「プラシーボ効果」
1日1ページ、読むだけで身につく世界の教養365を読破しようという企画。
この本の概要についてはこちらを一読ください。
今日は科学「プラシーボ効果」です。
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本の要約
プラシーボ(偽薬)効果とは、医学的には効き目のない治療で患者にプラスの影響が出ることを言う。病人に生理食塩水を駐車したり、砂糖の錠剤を与えたりすると、薬効はないのに気分が良くなることが多い。とりわけ、偏頭痛や腰痛、抑うつ症状など、他人の目にはわかりにくい心身の不調には、こうした効果がよく現れる。
■脳内の化学反応の構造
脳が痛みを感知すると、エンドルフィンと言って、モルヒネのように痛みを和らげる作用を持った化学物質が体内に放出される。人が偽薬を本物の薬だと思って服用すると、エンドルフィンがより多く放出されることがわかった。
■ノシーボ効果
実験で参加者に、これは吐き気を催す薬だと告げて砂糖の錠剤を与えたところ、その後、被験者の80%が実際に胃の内容物を吐き出したという。
こういった、具合が悪いと思っていると本当に具合が悪くなること。
プラシーボ効果は年々増加傾向にある。それは、抗うつ剤の広告が増え、薬の効果に対する期待が高まったためではないかと考えられている。
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知らぬ間に砂糖の錠剤を飲まされてるかも。
子供の頃、風邪を引いたときにピンク色の甘くておいしい液体をよく飲まされた覚えがある。翌日になると元気に学校に行けたものである。もしかしてあれはただのかき氷のシロップだったのかも知れない…
健康であると信じることが一番の予防かも
ある実験では、心臓発作で死ぬと思い込んでいる女性は、病歴が全く同じでも、心臓発作で死ぬとは思っていない女性と比べ、心臓発作で死ぬ確率が4倍高いことが明らかになっているとのこと。
病は気からって本当によくできた言葉だな。健康であると思ってるだけで寿命が伸びるならどんな治療法より効き目があるし、簡単にできること。やらない手はない。前向きに生きるって結構大事なんだな。
健康といえば筋トレ。
筋トレは何においても大事なんやな。最近やってないけど…リングフィット埃かぶってるかな。
病気以外でもいろんなケースを聞くよね。
プラシーボ効果なのかどうかはわからないが、将来夢があって、それがいつか叶うと信じ続けている人は、現実になることが多いなんてこともよく聞く話だ。
言葉にして誰かに宣言しても効果があるなんて話も聞いたことがある。
科学的に証明されている効果とあれば、やらない手はない。
アメリカ大統領になるとか、天使のような羽で空を飛びたいとか、一見頭おかしいと思われる内容でも意外と実現できちゃうかも知れない。
そして、なによりプラシーボ効果にデメリットがない。
プラシーボ効果は意外と馬鹿にできない自己暗示なのかもしれない。