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#291 [科学] イギリスでナイト爵を授けられた最初の科学者

第42週 第4日(木)科学「アイザック・ニュートン」

1日1ページ、読むだけで身につく世界の教養365を読破しようという企画。
この本の概要についてはこちらを一読ください。

今日は科学「アイザック・ニュートン」です。

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本の要約

■アイザック・ニュートン(1642~1727)
数学・物理学・天文学の分野で活躍した人物。
父が死んだ3ヶ月後に生まれたニュートンは、未熟児で、幼児期を奇跡的に生き延びたものの、2歳のとき母親が再婚し息子を置いて家を出た。祖父母に育てられたニュートンは、中等学校であるグラマー・スクールに進んだものの、成績は悪く、担当教師たちからは「怠惰」「注意散漫」と評価された。ケンブリッジ大学で、デカルト、ボイル、ガリレオ、ケプラー、コペルニクス、及びエウクレイデスの著作を研究した。


ゴットフリート・ヴィルヘルム・ライプニッツと同時に微積分法を発見した。光学の研究と、運動の三法則もこの時期の業績に入る。

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ライプニッツ

多岐にわたる分野で様々な業績を残している人物。ニュートンとは微分積分法の先取権をめぐって争いが生じ、裁判で25年も争った。

光の三原色

白い光は、じつは可視光線に含まれる多種多様な色すべてを混ぜ合わせたものであると主張した。つまり、白色光は、それ以上分光できない単色光の混合色であるということ。

また、虹の色数を7色だとしたのもニュートンである。

運動の三法則

1,運動している物体は、外部の力を受けるまで運動を続ける
2,物体に働く力は、物体の加速度に比例する
3,すべての作用には、大きさが等しく向きが反対の反作用が存在する

またニュートンは万有引力の法則も唱えており、「宇宙に存在するすべての物体は他の物体を引き寄せており、その力は、2つの物体の質量の積に比例し、ふたつの物体の距離の2乗に反比例する」とするもの。

万有引力の法則はその後にアルバート・アインシュタインが1905年に一般相対性理論を構築するまで正しいとされていた。

中等では成績が悪かった彼がいかにしてケンブリッジ大学に入学し後世に残る偉業成し遂げることができたのか。ターニングポイントがいつだったのか気になるところではある。





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