#348 [音楽] アーロン・コープランド作曲による「三大バレエ」の一曲

第50週 第5日（金）音楽「コープランドの「アパラチアの春」」

1日1ページ、読むだけで身につく世界の教養365を読破しようという企画。
この本の概要についてはこちらを一読ください。

今日は音楽「コープランドの「アパラチアの春」」です。

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本の要約

作曲家アーロン・コープランド（1900～1990）の代表作「アパラチアの春」（1944年）は、もともとは当時の著名な振付師マーサ・グレアムのために書かれたバレエ音楽だったが、その後オーケストラ用に編曲され、現在はオーケストラ版のほうが多く演奏されている。

この曲はアメリカ民謡の精神に満ちているが、実際に使われているのはキリスト教の一派シェイカー派の讃美歌「シンプル・ギフト」だけだ。この曲に基づく部分では、シェイカー派の質素で敬虔な生活様式の本質を非常によく表現した旋律を選び、変奏の基本に使っている。

その結果、聴衆も批評家も完全にアメリカ的だと感じる明確でわかりやすい形式になった。

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アーロン・コープランド

アメリカの伝統に強く影響された20世紀を代表する作曲家。「ビリー・ザ・キッド」（1938年）や「ロデオ」（1942年）などバレエ音楽を多く手掛けている。

「アパラチアの春」（1944年）は、コープランドの後期の作品で、この作品は彼の作品の中で一番評価されている。

バレエ版だとこのメロデにどんな振付をしているのか、気になる。