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#113 [歴史] 宗教的統一が永遠に失われた特異点

第17週 第1日(月)歴史「マルティン・ルター」

1日1ページ、読むだけで身につく世界の教養365を読破しようという企画。
この本の概要についてはこちらを一読ください。

今日は歴史「マルティン・ルター」です。

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本の要約

1500年の時点で、ヨーロッパのほぼ全域がキリスト教を信仰していた。

しかし、統一の影で、中世では教会に対する不満が高まっていた。ペストの流行により、多くのヨーロッパ人がなぜ神はこれほど多くの人が死ぬのを放置しているのか理解できず、信仰に迷いを抱くようになった。ルネサンスは、ローマ・カトリック教会そのものの腐敗と汚職に、熱心な信者たちの多くは幻滅を感じていた。

1517年、不満をつのらせていたドイツ人聖職者マルティン・ルター(1483~1546)は、一枚の文書「95か条の論題」をヴィッテンベルク城教会の扉に打ちつけた。

当時、教皇は新たな大聖堂建設の資金のため、裕福な一般信徒に贖宥状(しょくゆうじょう)を売っていた。贖宥状を買ったものは罪に対する罰が公式に免除された。最も高値をつけたものに罰の許し売る好意に、ルターはひどく憤慨していた。

発表のほぼ直後から、ルターの「論題」はヨーロッパのキリスト教内部に大きな亀裂を生み出した。ルター支持者はプロテスタントとなり、ヨーロッパ大陸は宗教によって分断された。

宗教戦争は断続的に100年続き、1648年のウェストファリア条約でようやく終結した。

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スカンディナビア半島

北ヨーロッパの半島。ノルウェー、スウェーデン。キリスト教が普及は、フランス、イギリス、ドイツ、ロシア、そしてスカンディナビア半島にも広まった。

レコンキスタのあとはこれか…

1492年にイベリア半島を統一した後、ペストが流行したことになる。
そして徐々に教会の腐敗が露呈していく。
こんなことになるならイベリア半島はイスラム信仰のままのほうが平和だったのではと思うよね。

不満は最高潮に

ルネサンスって芸術だけじゃなくて、宗教による上層部独裁に気づいた時代でも合ったんだ。だから歴史的にも有名な人物が集結しているし、たくさんの革命家がうずめきあっていたんだ。
すごい時代だ。

ガリレオ・ガリレイがカトリック教会に異論を唱えたり、
アルブレヒト・デューラーがルターを支持したり、
たくさんの偉人がルターによって意識が変わったと思うとすごい人だわ。

他にも音楽家で影響を受けた人がいたような…



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