#264 [音楽] 総演奏時間なんと17時間の超大作楽劇
第38週 第5日(金)音楽「ワーグナーの『ニーベルングの指輪』」
1日1ページ、読むだけで身につく世界の教養365を読破しようという企画。
この本の概要についてはこちらを一読ください。
今日は音楽「ワーグナーの『ニーベルングの指輪』」です。
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本の要約
リヒャルト・ワーグナーの傑作、通称「指輪」で知られる巨編「ニーベルングの指輪」(1874年完成)は、「ラインの黄金」「ヴァルキューレ」「ジークフリート」「神々のたそがれ」の4部からなる楽劇。すべて演奏するのに17時間近くかかるため、4夜連続で1部ずつ上演される。
ワーグナーは、ゲルマン・北欧神話の主人公ジークフリートの伝説をもとに、4つのリブレット(台本)を書いた。
神々の王ヴォータンは、巨人族の力を借りてヴァルハラ城を建設する。その報酬を支払うため、ヴォータンは小人族のアルベリヒから強力な力を秘めた指輪を騙し取る。物語の大半は、ヴォータンの息子ジークムントと孫ジークフリートの冒険を軸として展開し、さまざまな勢力が、龍によって守られた指輪を取り戻そうと奮闘する。最期には、呪いによって全員が滅び、ヴァルハラ城は炎上し、世界の新時代到来が予告されて、幕となる。
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総合芸術の天才
ニーベルングの指輪の作者は、ドイツ音楽家のリヒャルト・ワーグナー。
ワーグナーは、古代ギリシア悲劇の魅力を再び捉えることの出来る巨大な作品を作ること、すなわち、音楽・美術・舞踏・演劇・詩・哲学を統合して一個の巨大な「総合芸術」を作り上げることが目的だった。
その集大成が「ニーベルングの指輪」
この曲をすべて聞いて、内容も把握している日本人はどれくらいいるのだろう。そんなヒトがいたらぜひとも解説してもらいながら曲を聞きたいものだ。
北欧神話
指輪の原案となった北欧神話は、映画「ロード・オブ・ザ・リング」の原案でもある。
ロード・オブ・ザ・リングも相当長いってきいたことがある。どちらも全く触れてこなかったので、いつかは見てみようと思う。