#176 [歴史] 君主制の腐敗と富の独占がもたらしたフランス民の逆襲
第26週 第1日(月)歴史「フランス革命」
1日1ページ、読むだけで身につく世界の教養365を読破しようという企画。
この本の概要についてはこちらを一読ください。
今日は歴史「フランス革命」です。
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本の要約
革命は1789年7月14日、政治犯開放を目指すバスティーユ襲撃で始まった。革命派は、フランス社会を根底から変えたいと考えており、そのため積極的に激しい暴力に訴えた。革命派暴力の泥沼と化し、無政府状態に陥った。パリの中心部の中央広場に立ったギロチンで新体制に異を唱えた政治的反対者を処刑した。国王ルイ16世の廃位後に恐怖政治が始まると、数千人が処刑され、やがて王と王妃マリー・アントワネットも1793年に処刑された。
ヨーロッパ大陸で最も強力で最も敬愛されていた君主制が、過激な群衆によって絶対王政の時代は終わりを告げた。
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コンコルド広場
革命前は「ルイ15世広場」、革命後は「革命広場」1830年から「コンコルド広場」と名前を変えた歴史的に重要な広場。
まさにここでルイ16世やマリー・アントワネットを含むさまざま人が広場の中央に建てられたとされるギロチン台で処刑された。
現在、広場の中央には「クレオパトラの針」と呼ばれるオベリスクが建てられており、もしかしたら革命時はここにギロチン台が設置されていたのかもしれない。
フランス革命関連人物
調べると、フランス革命には多くの人が関わっている。フランス革命後初の皇帝として君臨するナポレオン・ボナパルトはもちろんのこと、アメリカ独立戦争で、民衆への扇動やプロパガンダを行ったトマス・ペインもフランス革命には重要人物として紹介されている。
激動の時代
君主制の腐敗が頂点に達した時、何が起きるのか最も参考になる歴史だろう。民衆のブチギレ具合が半端ない。
今も君主制ではないにしても、国や政府に飼いならされている状況というのはもしかしたら大差ないのかもしれない。
ここまでのバイタリティを持って人生を生きたら楽しいだろうな。(人生を生きているという意味で)