#141 [歴史] 72年間フランスを統治。絶対王政の確立。
第21週 第1日(月)歴史「フランス王ルイ14世」
1日1ページ、読むだけで身につく世界の教養365を読破しようという企画。
この本の概要についてはこちらを一読ください。
今日は歴史「フランス王ルイ14世」です。
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本の要約
■ルイ14世(1638~1715)
1643年にわずか4歳で王位を継ぐと、その後72年の長きに渡ってフランスを統治した。「太陽王」と通称されたこの王は、その長い治世で、対外的にはヨーロッパでフランスの勢力を拡大し、国内では自らの権力を強化した。
ルイはフランス各地に新たな宮殿をいくつも建てる一方、ヴェルサイユ宮殿を拡張してヨーロッパ随一の豪華な居城とした。
ルイは、国内で反抗を続けるフランス貴族の力を奪うため、彼らをヴェルサイユに移住させた。ここで貴族たちは、宮廷内での策略や駆け引きに夢中になり、反乱を企てる余裕がなくなった。また、ローマ教皇に迫って、フランス国内のカトリック教会に対する自身の統制拡大を認めさせた。さらに宗教的統一を推進するため、プロテスタントとユダヤ教徒への迫害を命じた。
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朕は国家なり
私は国家そのものである。ルイ14世の言葉で、絶対王政を象徴する言葉とされている。
この言葉で国を支配できるのが、すごい。
当時の情勢がいかに悪いかがよく分かる言葉でもある。世の中が悪くなると中央集権的な絶対王政がうまく働くと言われている。
希望としてそれが映るからだ。
ただ、絶対に長くは持たない。フランス革命の発端となったのもこの人なんだろうなぁ。
ギネス世界記録保持者
72年もの在位期間はフランス史上最長であり、「中世以後の国家元首として最長の在位期間を持つ人物」としてギネス世界記録にも認定されている。
絶対王政だからこそできたことでもあるね。