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#344 [歴史] 大勢の犠牲のもと、国を大躍進させた中華人民共和国の建国の父

第50週 第1日(月)歴史「毛沢東」

1日1ページ、読むだけで身につく世界の教養365を読破しようという企画。
この本の概要についてはこちらを一読ください。

今日は歴史「毛沢東」です。

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本の要約

■毛沢東(1893~1976)
毛沢東は、中国を近代化したが、その過程で膨大な数の命が犠牲になった。

当時中国は、大日本帝国の脅威にさらされていたが、国内は分裂していて侵略に抵抗できる状態でなかった。毛は学校の教師だったが、やがて全精力を政治に注ぎ込んだ。この時期にゲリラ戦の指導者として活躍していた毛は、のちに毛沢東主義と呼ばれる過激な政治思想を体系化した。

日本軍に勝利した中国共産党の軍事組織紅軍は、1949年、毛沢東を指導者とする中華人民共和国が成立した。国家運営は、往々にして悲惨な大失敗となった。1958年「大躍進」のスローガンで、工業生産を増加させようとして失敗し、よれによって3000万もの人民が死亡した。1966年「文化大革命」で、資本主義や宗教の影響を根絶しようとして、結果数十万が死亡した。

西洋では、毛沢東は左派から多くの支持者をひきつけ、毛沢東主義は、いくつかのゲリラ運動に影響を与えたが、その統治の残忍さと破壊ぶりに多くの人が驚愕した。

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天安門

中国の象徴ともされる紫禁城の一門。この門の中心にどでかく毛沢東の肖像画が掲示されている。政策で大失敗を犯した人物でもあるが、それ以上に国を先進国として躍進させた功績のほうが称えられたのだろう。

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ただ、指導者の肖像画を飾るってちょっとデザインとしてどうなのよ…

中国と香港の関係について敦ちゃんが解説している動画で、毛沢東について話している。めちゃおもしろいのでぜひ見てほしい。


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