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#82 [音楽] バロック時代の最も重要な作曲家。

第12週 第5日(金)音楽「ヨハン・ゼバスティアン・バッハ」

1日1ページ、読むだけで身につく世界の教養365を読破しようという企画。
この本の概要についてはこちらを一読ください。

今日は音楽「ヨハン・ゼバスティアン・バッハ」です。

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本の要約

ヨハン・ゼバスティアン・バッハ(1685~1750)は、ドイツのチューリンゲン地方の町アイゼナハに生まれた。若い頃は各地を、地元のルター派教会で音楽家の職を得たり休暇で滞在したりしながら転々としていた。

・1708~1717
ワイマールの宮廷オルガニストをしながら楽師長に昇任した。
1717年、ルター派であるケーテン候レオポルトの宮廷に移った。

・1720
最初の妻を亡くす。
宮廷歌手アンナ・マグダレーナと再婚。
彼女に捧げた練習曲は今でもピアニストを目指すものの大半は、これらの練習曲で練習している。
「ブランデンブルク協奏曲」、「マタイ受難曲」を作曲。

・1722
ライプツィヒの4つの教会と市全体の音楽監督になる。

・1749
「ロ短調ミサ曲」を完成

・1750
ライプツィヒで亡くなる。

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ルター派とは

キリスト教のカトリック教会から分離した教派のひとつ。カトリック教会から分離した教派の中で特に福音主義を理念にしている教派を総称してプロテスタントと呼び、ルター派もプロテスタントのひとつに入る。

ルーテル教会とも呼ばれ、全世界に8260万人の信徒が存在する。
発祥の地ドイツを始め、北欧諸国では国民の大半がルター派であり、そこから移民が渡った先のアメリカ、カナダ、ブラジル等の南アメリカ各国でも信徒数が多い。

マルティン・ルターがドイツの宗教改革(1517年)によって発足したルター派は、バッハをはじめ、パッヘルベル、メンデルスゾーンなど著名な音楽家が多く所属し、ルター自身も賛美歌作家であったことから、作曲家や音楽家に縁がある協会としても知られる。

同業者が立ち上げた教派だから親近感湧くんですかね。

ブランデンブルク協奏曲

ながっ。1時間30分弱あるけども。アントニオ・ヴィヴァルディの「四季」も40分とまぁまぁ長尺かなぁと思っていたが、全然そんなことなかった。
協奏曲ってこれがデフォなんですか?

マタイ受難曲

これもまた3時間13分と超大作である。
全部聞けたら自慢できそう。

ロ短調ミサ曲

オペラの傑作と言われている名曲。
こんなん2時間も真面目に聴いてたら、世間のしがらみや争い事なんてちっぽけに聞こえてきそう。

ちなみにバッハは子供20人ほどもうけ、10人は夭逝しているという。
それにしても昔の人は色んな意味でほんとすごい。



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