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#28 三大宗教の始祖、そして約束の地カナンへ。

第4週 第7日(日)宗教「アブラハム、イサク、ヤコブ」

1日1ページ、読むだけで身につく世界の教養365を読破しようという企画。
この本の概要についてはこちらを一読ください。

今日は宗教「アブラハム、イサク、ヤコブ」です。

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本の要約

アブラハムは、一神教の開祖と考えられている人物。
その息子イサク(サラとの子)とイシュマエル(ハガルとの子)およびその子孫は、前者がユダヤ教、後者がイスラム教を開いたとされている。

以下、聖書の創世記を参考。

アブラハム
・若い頃はアブラムという名だった。
・ウルの町に住んでいたとき、神が現れ、カナンの地へいけと命じられた(75歳のとき)。
・妻サライとの間に子どもができないことを心配したアブラムは、妻への許可を得て女奴隷であるハガルとの間にイシュマエルを授かる。
・結局怒り狂ったサライはハガルとその子どもイシュマエルを追放。
・見かねた神は、サライとの間に子どもができるよう約束し、その息子を立派な大民族の父にし、そしてカナンの地も彼らのものにすると言った。
・契約の印として名前をアブラハム、サラと改名、そしてアブラハムは神に仕えて帰依することを命じる。
・アブラハムは割礼を行い、将来生まれてくる子孫たちにも同じく割礼を受けさせると約束する。

イサク
・神との契約を結んだアブラハム(99歳)とサラはイサクを生む。
・ある日神はアブラハムに、息子イサクを捧げものとして犠牲にせよと命じた。
・アブラハムは神に無条件で帰依していたので、命令に従うと合意。
・息子を殺す直前に、天使がアブラハムを止める。
・トーラーでは、これは信仰のあるべき姿を示す素晴らしい一例とみなされている。

ヤコブ
・イサクとリベカとの間に授かった双子の弟。
・ヤコブはのちにイスラエルという名を与えられる。
・ヤコブは子どもを12人もうける。
・それぞれがやがてイスラエル民族を構成するイスラエル十二部族の祖となる。

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時系列がごっちゃになる・・・

アブラハムのお話は創世記の12章から25章らしい。

とりあえず今まで出てきたものをまとめると。

#21 カインとアベル・・・第4章
#14 ノアの方舟・・・第9章
#28 アブラハム・・・12章から25章

つまりノアの大洪水を経て、そこから選別された子どもの子孫がアブラハムというわけだ。

そして以前、私はこんなことをつぶやいていた。

「産めよ、増えよ」
創世紀で神にこれを言われるヒトはノアだけではないらしい。
アダムとイヴ(創世記1章28節)
ヤコブ(創世記35章11章)
にも言われている。
ノアが創世紀9章1節なので2回目の宣告ですね。
そうなると3回目のヤコブさんに何が起こるのか気になりますね。

ヤコブさん、めっちゃ生んでますやん。
今回の本書ではどうしてこんなに生んだのかまでは語られていなかったのだが、神の宣告があってそうしたのか。

ただ、ヤコブは最初の妻、その召使い、最愛の妻、その召使い、それぞれとの間に子どもを作っている。
なんだかなぁって感じはする。召使いとの間に子どもができるって闇深そうだけどね。

約束の地カナンとは

カナンとは現在のパレスチナのこと。
パレスチナとはキリスト教、ユダヤ教、イスラム教の共通の聖地エルサレムがある土地。

アブラハム一行が目指したカナンの地、すなわち神に守られていて絶対的に子孫繁栄が約束された土地というわけ。
なるほどねぇ。パレスチナは物語の中で子孫繁栄、富や名声が詰まった重要な土地なのか。
現代の宗教問題に繋がる大事な部分に触れた気がする。

帰依(きえ)とは

すぐれた者 (特に人格者) に対して,全身全霊をもって依存すること。仏教では特に,信仰をいだくことに用いられる。

コドバンクより。

うーん。宗教ってそういうものなのか。信じるものは救われる。カナンへ導かれると。

割礼とは

割礼(かつれい)とは、男子の性器の包皮の一部を切除する風習。本項では主に文化・宗教との関わりについて述べる。

つまりは包茎手術である。宗教的な風習に包茎手術????神の喜びどころがまったくわからん。

ともあれ、このあたりから三大宗教が生まれたというのはとても興味深い話だった。


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