見出し画像

#119 [宗教] イエスが目指してほしいと望んだ愛のあるべき姿

第17週 第7日(日)宗教「善いサマリア人」

1日1ページ、読むだけで身につく世界の教養365を読破しようという企画。
この本の概要についてはこちらを一読ください。

今日は宗教「善いサマリア人」です。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

本の要約

ある律法専門家が、トーラーに書かれている「隣人を自分のように愛しなさい」という記述の「隣人」とはいったい誰なのかをイエスに質問した。
そこでイエスは、たとえ話を始めた。

ひとりの旅人が追いはぎに襲われて、半殺しにされたまま道路脇に倒れていた。そこへ、司祭が通りかかったが、旅人のひどい有様を見ると、避けて通った。次に、レビ人(別の司祭階級の人)がやってきたが、彼も傷ついた旅人を無視した。最後にサマリア人が通りかかった。サマリア人とは、当時排斥され嫌われていた民族集団である。しかし、サマリア人だけが旅人を助けようとして、衣服を与えて宿と食事を世話したのだった。

サマリア人を称えることは、今日では何の問題もないだろうが、当時は大きな衝撃を巻き起こしたと思われる。それによって、こわっている人を助けることの大切さと、人類は皆固い絆で結ばれていることを強調したのである。

善いサマリア人の話は、ルカによる福音書の短い一節であるが、キリスト教徒からも、そうでない人からも、主流文化の中に受け入れられている。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

サマリア

現在では数百人しかおらず、大半がイスラエル北部に住んでいる。
聖書の中で模範的民族として描かれている身からしたらどう思っているのだろうか。インタビューしてみたい。

善いサマリア人法

これは、他人を助けた人が仮に救助に失敗しても訴えられることのないよう保護する法律のこと。現在、多くの国で採用されているらしい。
日本にもあるのかな。あってほしいわ。

とはいいつつも、なかなかできない所業ではある。

終電で、めちゃくちゃによってゲロまみれなっている人がいたら、手を差し伸べる??まぁ無理よな。自業自得って思っちゃうよな。
口で言うのは簡単なことだけど、行動を起こせる人はやっぱりすごいよ。


いいなと思ったら応援しよう!