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湘南ベルマーレ戦マッチレビュー?〜I Can Make It〜


走り抜けて過ぎ去るかのように、2022年の夏が終わろうとしている。



10年前と比べて、確実に夏の長さは長くなっている気がする。


9月、下手をすれば10月までどこか8月を感じる。そんな傾向にあるのがここ最近である。


別に夏が嫌いなわけではないが、早めに過ぎ去って頂けるのであればそれに越したことはない。自信をアピールしたい気持ちはよく分かるが、タイムスケジュールを守りアジェンダ通りに季節を進めて欲しいところである。



夏には直接言えないが、日本人の8割くらいは春と秋が好きだ。
完全撤廃とは言わないが、出来るだけ早く過ぎ去ってくれるとありがたい。


最も、直接夏にこんなことを言う勇気は僕には無い。無いものの、どこかに吐き出さなきゃやってられないくらいの想いである。

だからこうやってコソコソとアウトプットをしていく。みみっちい人間のやり口である。


そんな夏の終わり(であることを祈る)9月上旬に、湘南の地でJリーグが開催された。


僕は毎年アウェイも8割くらいは現地観戦をする訳だが、その中でも特に、特にアウェイ湘南は楽しみなのである。


楽しみな理由?これである。


そう。サンクトガーレンさんのビール。


専らビーラーの僕にとって、アウェイ湘南はもはやビールを飲みに行くイベントと言っても……流石に過言だが、このビールが僕のテンションをグッと引き上げる。


基本試合30分前くらいにスタジアムに着くことが多いのだが、この日は15時半にはレモンガススタジアムに到着していた。


全てはこのビールを堪能するために。


湘南ビールフェスタ最高!!!!!!!
※実際にはそんな催し物は開催しておりません。これはJリーグ開催に伴うグルメの1つです。


湘南ゴールドを使ったふんわりフルーティーな香りがそそるベルマーレビール。

紫の子は特に気にしないでね。気付いた人だけフォローよろしくね。

なんだろうか。この慣れ親しんだ味。

初めて飲んだ時に「あっ、これどこかで飲んだことあるな」なんて感じた。喉が心地よさを感じているかのような、そんな感覚であった。

ビール好きも、そうではない人も、みんなが大好きなタイプの喉越しである。

後からふんわりと追いかけてくるフルーティな香りが、どれだけ飲んでも飽きを感じさせない。
都度都度、フレッシュな味をビールを感じることができる。


そうそう。僕はあまりにビールが好きすぎて、ビールのつまみによくレモンサワーを飲むのであるが、この最大の理由が上記なのである。


「ビールの最初の一口目」を永遠に味わい続ける方法。

これは、ビール好きがぶち当たる最大の壁である。
ビールは好き。大好きなのだが、飲めば飲むほど最初の一口目の感動を超えることが出来ず、徐々に感情がシュリンクしていく。



未だ嘗て、地球上でこの壁を超えた者はいない。


しかし、本当に超えられない壁なのだろうか。


俺のビールへの愛は、最初の一口目の感動は、そんな物なのだろうか。必ず再現性があるはずだ。


その想いが、拘りが、プライドが、僕を突き動かした。


この日から僕は狂った様にビールを飲んだ。


そう。最初の一口目をずっと続ける方法を探った。探った。とにかく探った。


そして、1つの王道パターンを導き出した。


口の中のビール指数を0にすることができれば、次に飲むビールは実質一口目。


少し、あの高かった、大きかった壁にヒビが入った。そんな気分であった。


では、どうすれば口の中のビール指数を0にすることができるのだろうか。。。


①ビールを飲んだ後、歯磨きをする。

確かにビール指数は0になりそうだ。しかし、居酒屋で都度歯磨きをするのは現実的ではない。アルコールが回らないし、楽しくなさそうだ。

でも、考え方は間違ってなさそうである。

歯磨きをしたい最大の理由は「ビール指数を0にする=口内をフレッシュな状態に整える」ことである。



②ビールを飲んだ後、ガムを噛む。


①よりはだいぶ現実的である。ガムなら席を立つ必要もないし、校内のビール指数は確実に0になる。しかし、ビール指数を0にするまでに一定の時間を要することと、家飲みならまだしも外じゃガムを噛むと言う行為は現実味に欠ける。


でも、ほぼレールに片足を乗せられた気がする。

要するに、ビールを飲んだ後に口にするものでビール指数を0に出来そうなものを探せばいいのだ。できれば居酒屋にあるメニューで、尚且つ自然に。。。。。はっ!!!!!


③ビールを飲んだ後、レモンサワーを口にする


こ、こ、これじゃないか!!!!!!


口の中がフレッシュになり、ビール指数は一瞬で0になる!!!そして何より、居酒屋にあるメニュー!!!!!誰にも迷惑をかけない!!!!!!!こ、こ、これだぁぁああああああ!!!!!!!!!


この瞬間、僕は日曜劇場仁で南方仁がペニシリンを発見した、あの時の気持ちが分かった。


僕の頭の中では仁のBGMが流れ、まるで歴史を変えたかのような、とてつもない達成感を感じた。



そう。この日から僕は「ビールのつまみはレモンサワー」を編み出した。


常に乾杯直後のビールを、あの一口目の堪らない感動に限りなく近いビールを味わい続けている。そう。僕はあの大きな壁を乗り越えた。


以上。ビールのつまみはレモンサワーの誕生秘話であった。


あれ、これ何のnoteだったっけ。話が逸れすぎてもう訳がわからなくなった。


そうそう。サンクトガーレンさんのビール、僕が良いなぁと思ったポイントがこの容器である。

サッカー観戦のビールといえばオレンジと白の縞模様のカップだが、サンクトガーレンさんのカップはついつい購買意欲が掻き立てられるような、可愛らしいデザイン。


今や、スタジアムグルメも「食べるだけ」のものではなくなった。味はもちろん、目で楽しめるものが求められている。


このカップを見た時、マーケティングの上手さにやられたというか、ニーズの掴みっぷりに感動したというか、1杯で600ml強入っていたので3杯目結構気持ち良くなれたというか。そんな感覚に陥った。


さぁ、前置きはこの辺にして。
(もはや何が本題か分からなくなってきた。)


本日の世界最高ファンタスティックフットボールクラブ川崎フロンターレのスターティングメンバーは


GK:ソンリョン

DF:車屋 谷口 ジェジエウ 山根

MF:シミッチ 橘田 脇坂

FW:マルシーニョ 家長 知念


前節の鳥栖戦と同様のスタメンとなった。




点差とは裏腹に


前半5分、抜け出した瀬川が高速アタック。迷いのない、シンプルな湘南の攻撃に少し手を焼くシーンが続く。


しかし、このシーン以降はこの日SBに入った車屋が連続攻撃のタイマンをシャットアウト。


車屋×レモンガススタジアムといえば、また名前がBMWだった頃、2016年の単独で奪ったJ初ゴールを思い出す。



あれから6年。スピード自慢の香車だった車屋は、サッカーIQのフィジカルを兼ね備えた角行のような選手へと成長した。



前半10分は我が軍。

シミッチ→車屋→橘田とボールを繋ぐと、この試合初めてゆっくりボールを握る時間がやってくる。


休養たっぷりの湘南vs中2日の我が軍。


この試合は出来るだけこういうシチュエーションを作っていきたい。中2日で1人も選手を変えないとなると、恐らくそんな算段だったのであろう。


このシーン以降、少し落ち着けた我が軍は脇坂、家長を中心に起点を作ると、山根や知念が絡んで厚みのある攻撃を展開。


縦パスが徐々に入るようになってきた。



そんなゲームはセットプレーからスコアが動く形となる。


脇坂のコーナーをバックステップを踏みながら谷口が技アリショット。

…を、知念が顔面でシュートコースを変える。


知念の執念の顔面ヘディングで先制に成功。


このわちゃわちゃ感、プライスレス。


中2日。喉から手とかその他色々が出るほど欲しかった先制点を手にした。


この得点でメンタル的に優位に当てた我が軍は、平均年齢で(多分)大き上回る大人の余裕を見せつけるかのような試合運びを披露。



…といきたいところだったが、湘南の勢いは止まらない。


22分に中野のクロスに石原があわや同点というチャンスを演出。


2017年以降、我が軍はレンタル選手の川崎戦への出場を禁じた。


それは2017年の仙台戦で中野嘉大が大車輪の活躍を見せ、川崎フロンターレをあわや無冠に追い込む大暴れをしたからである。



あの年以降、我が軍はレンタル選手のフロンターレ戦出場を一切禁止した。



当時の僕は「おお〜思い切ったなぁ。」なんて思っていたが、今思えばレンタルで貸し出している選手、フロンターレの全てを知り尽くしている選手をフロンターレ戦に出さないなんて当たり前である。当然のことである。


川崎フロンターレには実はそんな歴史があったりする。


話をゲームに戻す。



25分の湘南もチャンス。


瀬川がペナ角で起点を作ると、大外を回ってきた石原へ。石原の高速クロスを収めたタリクがシュート。


これはなんとかシミッチの腿裏辺りに当たって枠を逸れたものの、ソンリョンからはブラインドになっていたのであと少しでもシュートがミートしていたら、、、と言ったシーンであった。


前半はこのような形で我が軍の1-0リードで折り返すも、このままだと湘南の勢いに飲まれそうな、そんな含みを感じる展開で折り返す。



予見してもなお


僕が現地で見ていた「あぁこのままだとやばそうだわ。」といった感覚は、言わずもがな現場にはもっと大きな不安要素となって転がっていたに違いない。


鬼さんは後半からマルシーニョに替えて宮城、脇坂に替えて大島を投入する。


2022年の川崎フロンターレが誇る絶対強度と精度を兼ね備えたシミッチ・橘田・脇坂のスリーセンター。彼らのコンディションが整っている際の川崎フロンターレは、言ってしまえば彼らだけである程度戦えてしまう。


しかしながら、彼らのコンディションが万全でないとき、我が軍は苦戦を強いられる。


今までは。


満を持して復帰した川崎のキング大島僚太を後半から投入。



そう。我が軍にはキング大島がいるのである。



川崎フロンターレサポーターに絶大な安心感を与える大島僚太。


きっと我が軍のサポーターは「大島が練習に復帰」と聴いただけで大補強が成功したかのような気分になる。


「大島をゲームに投入」と聴いただけでこのゲームが急に楽しく、ワクワクするお宝のようなものになる。


どんなめちゃくちゃな話でも「大島もそう言ってた」と語尾に付けるだけで急に説得力が増す。



そう。大島僚太ならね。




そんな大島僚太の投入で流れを変えようとしたものの、ゲームは湘南の勢いに飲まれる形となる。


49分、後ろからプレスを掛けたジェジエウが町野と交錯。判定はPK



このPKを町野が決め切ると、ゲームの行方を表す電光掲示板はタイスコアへと姿を変える。




我が軍は大島を中心にボールを握ろうと試みるが、流れは以前湘南。


54分にはハーフラインの攻防を制した湘南がそのままロングシュート。


枠に入っていたらあわや、、、というシーンであった。



71分も湘南の波状攻撃。中2日の我が軍は足が止まりつつあるものの、湘南は前半の勢いのままに攻勢を仕掛けてくる。



75分、流れを変えるべく我が軍はシミッチに替えて小林悠を投入。

フォーメーションを4-4-2に変更し、最前線の前線の起点を増やした。



対する湘南は2分後の77分、阿部浩之を投入。


この時に「うわ。。ここで阿部ちゃんか。。」なんて感じたフロンターレサポーターも多いのではなかろうか。僕もその1人である。





一進一退の攻防が続いたゲーム最終盤、そんな僕たちの「ここで阿部ちゃんか。。」が具現化する。



知念→悠で最前線を浮き球で狙うも、悠はオフサイドポジション。ボールを捨てざるを得なかった。


ボールを拾った湘南は前線で相手を制限できなかった我が軍の隙を突くかのようにスルスルとボールを持ち運ぶと、山根と瀬古の背中を一気に取った阿部浩之がハブ役に。


背中を取られてたのを見て、遅れて食いついた山村の重心をズラすかのようにスルー。


あっという間に3選手を無力化すると、ご褒美かのように折り返しが彼のもとにやってくる。



川崎サポーターが何度も何度も何度も何度も見てきた、GKの逆を突く阿部浩之弾。



逆転。




劇的な阿部浩之弾によって、このゲームは幕を閉じた。





このゲームを見て、多くの人が不満や苛立ちを覚えたであろう。無理もない。後半ATに失点して勝ち点を取りこぼすというのは、3連覇を狙うチームの戦い方としては相応しくない。


それは事実である。


試合後のサポーターの表情や、それを見て少し不貞腐れたような選手の表情を見ていて、少し辛くなった。



何かこう、大切にしてきたのもに少しヒビが入るような、そんな感覚であった。



かく言う僕も、不満があったのは事実だ。サッカーをやってきた人なら分かるが、1番やってはいけないゲーム運びをしてしまった。そんなゲームであった。


長年同じチームを追い続けて、僕自身がサッカーから退いてからほぼ全試合を現地で観戦しているからであろうか。こういうゲームの後、僕は選手の表情や振る舞いをよく見る癖がついている。



前を向く選手、審判に文句を言う選手、呆然と立ち尽くす選手、チームメイトにハイタッチや握手を求める選手。。。



様々である。




色々見ていると「この選手が居続ける限り、このチームは崩れないな」と思う選手を見つけられたり「この選手、頑張って欲しいなぁ。」と思う選手を発見したり、色々発見がある。


一歩引いていると言えばそうなのだが、折角現地に居るんだから現地でしか見れないものを見たい。なんて思いもあるのかもしれない。




この試合はどうだっただろうか。




1人「この選手が居れば、大崩れはしないだろうな。」と思う選手を見つけた。


というか大体負け試合でそう思わせるのはこの選手である。



もうここまで言うと誰であるか分かってしまいそうであるが。




それ以外の選手はどうだろうか。



少し、切り替えるのに時間を要しそうな選手も居るかもしれない。



今週ミッドウィークが無くて良かった。



痛い。痛すぎる敗戦であったことは間違いない。




それでも、どこか「フロンターレ贔屓」の収穫を無理矢理作って気分を紛らわし、レモンガススタジアムを後にした。








ここから先は僕自身の持論であり、信念の話。僕の大切にしているもの。


コアな部分の話なので、受け入れることができない人がいるかもしれない。予め謝罪を入れたいと思う。








僕は小学生の頃からずっとサッカーをやってきた。


ありがたいことに、その都度トレセンや県選抜も経験させてもらった。


高校では全国大会に出たくて、強豪校へサッカー推薦で進学した。
覚悟を決めて臨んだ高校3年間の最高位は選手権県大会決勝PK負け。


後一歩のところで、全国大会行きの切符を逃した。逃し続けてきた。


それでも、今Jリーグで活躍している選手たちとリーグ戦やインターハイ、選手権といった真剣勝負の舞台で闘ってきた。




そして僕は【常に負ける側】の選手であった。


選手権もそう。インターハイも。県大会のベスト4、あるいは決勝。僕は残念ながら、そこで彼らに「屈してきた」選手だ。


だから、今Jリーグで戦っている彼らの「強さ」を本当に身に染みて知っている。


彼らは、スペシャリスト。僕のような一般人では到底及ばない、想像を絶する努力とサッカーの神様が微笑んで微笑んで微笑みまくった才能を持ち合わせた、言わばバケモンである。


だからこそ、今の僕自身のモチベーションは週末にピッチ上で【輝いている】彼らの姿を見て、エネルギーを吸収して、月曜日から【彼らとは違うフィールドで彼らのように輝く】ことである。




僕は、欲張りである。


欲しいものは手にしないと気が済まない性格だ。



ブランド物の洋服も、高級なコース料理も、恋に落ちた相手も。



その全てを手に入れたいと思うタイプの、欲張りな人間である。



欲張り。いや、貪欲。もしかしたら、エゴイスト。



そんな僕がもしかしたら「唯一」手に入れられなかったものこそ、僕がずっと欲してきたものだった。




「サッカー選手」という職業





彼らに屈し続け、コテンパンにされ、最後まで陽の目を浴びることなどなかった。



それでも目指してきた。どこかに手綱があるはずだと。ずっと暗闇の中を模索してきた。




到底、それは手が届くところにあるものでは無かった。






今僕は自分の人生を「屈してきた」と述べたが、それでも僕はこれまでの自分の人生に心底誇りを持っている。


負け続けたここまでがあったからこそ、この先の未来が明るいんだと。そう思って日々を過ごしている。


サッカーをやってきたことで素晴らしい経験を何度もさせて貰った。


それは残念ながら、トロフィーを高々と掲げる人生ではなかった。


トロフィーを高々と掲げる人たちに、シルバーメダルをぶら下げながら拍手を送る。そんなものであった。


それでも、この経験が僕のこれからの人生を作っていく。


何故なら「僕はこの人生しか知らない」からである。




だからこそ、僕は自分自身の人生を否定したくない。



否定せず、生きていきたい。



僕の人生の根幹はこれまでも、そしてこれからも「彼らに屈し続けた日々」から形成されるのである。


屈した人間にしか分からないであろう、負け続けた人間のみ知り得るであろう、ぬるい風を浴び続けるようなあの感覚。


これこそ、僕の人生を作り上げてきた「素晴らしい」経験であり、僕が肯定しなければならない過去なのである。



だからこそ、僕は彼らになる。



彼らとは違うフィールドで、彼らのように。



僕の人生は彼らに縛られていると言ってもいいだろう。



彼らの姿は僕の憧れであり、僕がたどり着けなかった世界。



だからこそ僕の今のモチベーションは、彼らとは違うフィールドで「彼らになること」である。




だから彼らには、勝ち組の彼らには自信を持って自己実現をしてほしい。



こんなんじゃない。もっとやれる。絶対もっとやれる人たちだ。



彼らに負け続けた僕が言うんだから、間違いない。



彼らはもっとやれる。いや、やって貰わないと困る。


負け組の僕の人生を肯定させるためには。


これからの人生を昇華させていくためには。



彼らにはもっと、もっと輝いと貰わないと困る。



試合後の選手の表情を見て、なんとなくそんなことを感じた。




こんな変な思いでサッカー観戦しているのなんて、僕くらいであろう。



だから僕は、愛を持って彼らにエールを送る。


コンプレックス丸出しで、負け犬全開で。



「ダメ」だと思った時なんて数知れず
でもまだ早いさ 諦めたくない 何もやっていやしない


Mr.ChildrenのI Can Make Itという歌。

この歌は大学の頃にリリースされた。


高校の頃掴みきれなかった、何となく心に抱えたままだったモヤモヤ。


この歌を聴いた時にスーッと消化されていくのを感じた。


そう。僕はきっと特別な人間なんだ。いつかは、いつかはデカい何かを成し遂げるんだ。


そんな絵空事のような想いを、いや、秘めたる野心を起こしてくれる。僕はこの歌が大好きだ。



僕もフロンターレも、諦めるのはまだ早い。



そう。僕たちはまだ何もやっていやしない。






次節、等々力が沢山の「笑顔」で満たされることを祈って。









なお、昨年4年ぶりにフルコートでサッカーをやったら全然身体が付いていかなかった。



それでも何故か、心のなかにスーッと心地よい風がすり抜けるのを感じた。



人生で初めてサッカーを「楽しい」と思えた気がした。






何にも縛られない、何にも追われないサッカーは、とても楽しかった。

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