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「声で印象アップトレーニング」正しい声を出すために腹式呼吸をやってみよう

私はこれまで、ナレーターやラジオパーソナリティ、司会など40年近く声を出して話す仕事をしてきました。大切な友人が大きな手術を何度か繰り返して、声が出なくなってしまったと聞いて、私にできることを考えてみました。

立つことも、歩くことも、声を出すことも・・・・
当たり前にできている時は不便を感じることもないのに、それができなくなった時に、立ち止まって考える時間を与えてもらえます。

ぎっくり腰30回以上の経験者である私も、最初は痛みを通過させていくことだけ考えていましたが、繰り返すたびに、痛みを長引かせないコツが掴めてきたり、痛みが軽く済む筋肉の使い方を身につけたり、どうすれば軽減できるかを考えるようになりました。

もう少し進化すると、どこに筋肉をつけるとぎっくり腰を起こさないか、足の筋肉の使い方や膝の曲げ方など、予防視点から自分の身体について考えるようになりました。

コツを掴むとできるようになることはたくさんあります。それを自分の身につけていくこと。確かなものにしていくために大切なことは、焦らずじっくり継続することしかないと思います。実はそれが何より大事です。

私の声の出し方トレーニングには「声で印象アップ」という名前をつけています。
普段は大企業・中小企業・団体に向けてトレーニングを行っています。トレーニングも1回限りではなく、数回に分けて行い定着を狙います。
講座の最後に必ず宿題を出して、次回最初に「宿題をやった人、手をあげてください。」と確認をするのですが、

必ず、やらない人が存在します。

どんなセミナーや講座でも、会社がお金を出してくれたから。
とりあえずこの場にいれば・・そう思っているのかもしれません。

正しい声を出すことは、自分を変えていくことにつながります。
自分の魅力を一層引っ張り上げることにつながります。
私の友人のように声を出そうとする人にとっては、必ず結果につながっていきます。

このnoteに記している内容はすぐに簡単にできることを、じっくりゆっくり定着させていくことを目的にしています。
焦らずゆっくり

まず声帯に負担をかけないで声を出す基本を1週間続けてください。

<呼吸の違い>


声を出すために大切な呼吸は腹式呼吸です。
呼吸にも違いがあって、走ってゴールを切った時は、息が上がって肩で呼吸します。緊張感がある呼吸も浅い呼吸になってしまいますが、この肩呼吸は正しい声を出すためにはふさわしくありません。

皆さんが普段話す時に使っている呼吸法は、大概が胸式呼吸です。


そして、できるだけ深い呼吸。お腹まで空気を吸い込むような呼吸 腹式呼吸が声を出すためには重要な呼吸法になります。

腹式呼吸🟰深呼吸

できるようになると、健康のため、生きるための活力、やる気、元気。いろんなことが良い方に動いていきます。

まずは呼吸には違いがあることを知ってもらいました。
ではこれから、話すための大切な呼吸のやり方をお伝えします

呼吸の深さの違い

<腹式呼吸の正しいやり方>


1.上を向いて横になってください。

2.体全体を楽にします。

3.お腹に手を当ててください。鼻から息を吸って、お腹が徐々に膨らむように空気を入れてください。

4.今度は口から息を吐きます。
音にしないで「ふー」という口の形を作って、優しく少しずつ息を吐いていきます。
大きくゆっくり、吸う・吐くを3回繰り返します。
大きく吸い込んで、吐き切ることを意識して3回行ってください。

まずは、ここまでやってみましょう


正しく腹式呼吸はできましたか?

そう聞くと、できているかわからないという人も、実は多くいるんです。

今回の目的は健康のためだけでなく、声を呼吸に乗せていくことが大きな目的です。無理せず正しい声を、いつの間にか出せるようにゆっくりペースで進めていきます。

そのためにも、まずは正しい腹式呼吸ができるようになることを避けては通れないんです。

腹式呼吸ができた!!を実感できる大事なポイント!!
まず、お尻の穴にグーっと力を入れてください。力を入れていくと、下腹部に力が入っていくことが実感できます。そのままの状態で、大きくゆっくりお腹に空気を入れるように、鼻から息を吸う。
そして先ほどの1から4を改めて行います。

1.上を向いて横になってください。

2.体全体を楽にします。

3.お腹に手を当ててください。鼻から息を吸って、お腹が徐々に膨らむように空気を入れてください。

4.今度は口から息を吐きます。
音にしないで「ふー」という口の形を作って、優しく少しずつ息を吐いていきます。
大きくゆっくり、吸う・吐くを3回繰り返します。
大きく吸い込んで、吐き切ることを意識して3回行ってください。

これは毎日の宿題です。
自然とできるようになることを目指して行ってください。

寝ながら。座りながら。立ちながら。

気がついた時にやってみてください。
腹式呼吸をちゃんとすると少し汗ばむくらいになります。
血液の循環も良くなってきます。

次回まで宿題です。

まずははじめてみよう。
やってみよう。





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