脳科学的なストレスの解消法
脳科学者の茂木健一郎さんが音声配信サービス『Now Voice』で語っていた「ストレス解消法」が面白かったので共有です。
ストレスをためない方法その1
たとえば人間関係の問題は、完全にコントロールできません。
また、プレゼンや採用試験の結果も完全にはコントロールできません。
それは、相手がいることだからです。
自分がコントロールできないことで悩んでも、解決の実感は永遠にきません。ストレスをためるだけです。
やるべきこと、できることをやったら、結果は天に任せましょう。
ストレスをためない方法その2
やってはいいこと、やってはいけないこと
やったほうがいいこと、やらない方がいいこと
この判断を司っているのが「前頭葉」です。
何かを我慢しつづけると、前頭葉は疲れます。
この疲れがストレスの元になるのです。
我慢し続ける状態というのは、ずっと重いものを背負っているようなもの。
ときには「心の重荷」をおろし、やりたいことを自由になりましょう。
心にも休息が必要です。
自分に課しているルールを破る、それがストレス解消になるのです。
たとえば、愚痴の一つでも言いたいけど、
「悪口は言わない」というルールを自分に課している人がいるとします。
ストレス解消の観点から言えば、時には、愚痴を言った方がいいのです。
またダイエットも毎日は疲れてしまいます。
週に1日、2日は、「チートデイ」(自由に食べる日)を設けるほうがダイエットが続く可能性が高まります。
それでもストレスが溜まった時の解消法
散歩をしたり、シャワーを浴びたり、料理をしたりと、
無心になれる行動をすると脳の「デフォルトモードネットワーク」が働くとされます。
デフォルトモードネットワークが働くことでストレスは、「洗い流される」のです。
散歩をすると気分が良くなりますよね。
ストレスが溜まったら、無心でできる行動をしてストレスを流しましょう。
まとめ
「自分のコントロールできること」と「コントロールできないこと」を切り分ける
時々マイ・ルールを破る
デフォルトモードネットワークを働かせる(散歩する)
実際に茂木健一郎さんが語った内容をあらためて私の方でまとめた内容になります。本編の内容とは異なっている箇所もあるかもしれません。
気になる人はNowVoiceを是非。