11月読んだ本「どんでん返し」多め
今月読んだ本
たのしい余生にとって
個人的に活字はマスト。
時間が出来てあらためて
本の楽しさを実感しています。
11月読んだ本を紹介。
また最後にベストも紹介!
悪意
東野圭吾 著
たまたま観た動画で紹介されていたため。
東野圭吾さんの作品は
何冊か読んでいるけど、
『悪意』は未読だった。
読んでみたら最高だった。
東野圭吾さんの作品の中でも
一番好きな作品になった。
「面白い小説ない?」
と聞かれたら今後は
『東野圭吾の「悪意」』
と条件反射的に答えると思う。
小説というフォーマット
それ自体を仕掛けにするような
作品になっている。
別の言い方をすれば、
小説自体への批評にもなっているように感じた。
とてもいい読書体験ができた。
これで今月は「ミステリー」スイッチが入った。
ブックオフなどの古本屋で100円で読める。
慟哭
慟哭
貫井 徳郎 著
きっかけ:以下の動画
こちらもブックオフなどで100円で読める。
乱れからくり
泡坂 妻夫著
きっかけ:米粒写経 & 小山正 『文学史を覆す!?ヘンなミステリ大集合!(このバカミスがスゴイ)』(YouTube)
※この動画は有料のライブを撮影したもの。
もともと無料公開を前提に撮影されたものではないと思われます。
そのため、表現がオーバーになっているところが
あると感じましたが、あくまでお客さんを楽しませる
リップサービスの意味合いが強いと思います。
まどろっこしく書きましたが、あの人気作家のファンの方は
少しショックを受けるおそれあり。
いままでガチの「ミステリー」を
読んでなかったことを痛感させられた。
ミステリーのレベルがすごい。
これぞ本当の「どんでん返し」。
しあわせの書―迷探偵ヨギガンジーの心霊術
泡坂 妻夫 著
「乱れからくり」が面白かったので。
個人的には
「どんでん返し」は、
『乱れからくり』ほどではないものの
こちらもすごい。
ここまでやるのか、という感じ。
作者の情熱、執念に脱帽。
護られなかった者たちへ
中山七里 著
きっかけ:Kindle Unlimitedで無料で読めたため
こちらは個別記事にしました。
詳しくは以下を。
面白い。
これは東野圭吾さんにも言えることだけど、
中山七里さんも、多作な作家だけあって、
文章がとても読みやすい。
マンガにたとえば、
とても「絵がうまい」作家だと思う。
だから読みやすい。
それだけでも読む価値はある。
贖罪の奏鳴曲 御子柴礼司
中山七里 著
kindleキャンペーンで96円
『護られなかった者たちへ』が面白かったので。
すでにドラマ化されているように
ストーリーがドラマ的。
こちらも驚くべき結末。
11月ベスト
乱れからくり!!!
ミステリーファンにはぜひ読んでもらいたい一冊。
あっミステリーファンならすでに読んでいるかもですが…^^;
総括
じぶん的には結構読んだ。
他にも読んだ気がするが、うーん思い出せない。
来月はちゃんと記録したい。
新刊が入っていないですが
これはシンプルに懐事情。
古本屋、図書館から仕入れることが多くなっている。
またはkindleアンリミテッドとか。
Amazonでは無料で読めるものも多い。
読書にはいい時代だ。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?