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【ドバイ】パフューム・スーク/魅惑的な香りのするまち

香りの混沌の町 パフューム・スーク

ゴールド・スークとスパイス・スークからの道を進んでいくと、パフューム・スーク(Perfume Souk)にたどり着きます。
From the GULF としてはパフューム・スークは絶対に外すことが出来ない場所ですので、ご紹介させていただきます!

個々には香水だけでなく、アラブのお香「バフール」や香炉「マブカラ」なども多く揃っていますし、エッセンシャルオイル、エキゾチックな香料まで、香りに関係するものは全て揃っていると言っても過言ではありません。 

調香師がオリジナルの香水を作ったり、オリジナルのオイルをブレンドしてバフールを作ったりするお店もあって、1日居ても飽きることのないスークがパフューム・スークです。

今では、ヨーロッパの資本が入っていて、洗練されたお店が多くなっていますが、スーク内にある問屋から仕入れたであろう瓶に、お店の独自のシールを貼ったような商品を扱うお店もまだまだあって、ノスタルジックな雰囲気を醸し出しています。

様々な香木、香料が販売されている

パフューム・スークの歩き方

パフューム・スークでは店頭で、バフールを焚いているお店も多くありますので、風向きが変わる度に、異なった香りが漂ってきます。

今更ではありますが、お香はアラビアの生活を彩るする重要な特徴です。祈りの前に焚いたり、香りを体に焚きしめたり、大切な会議の前に、結婚式に、来客時に荒ビックコーヒーとともにおもてなしに…
今も様々な場面で愛されています。

アラブの方とすれ違うと、香水だけでない香りがふわりとするのも、このお香の香りかもしれません。


バフールは様々な複雑な工程がありますが、ざっくりと説明すると、木片を粉砕したものに様々なオイルを染みこませ、砂糖などを用いてまとめたものです。

西洋のブランドに似せた香りや、中東らしさが前面に出ているエキゾチックなものなど様々なオイルがあり、その組み合わせは無限に広がります。

かつてはお香は家庭でも作られていて、それぞれの家庭に相伝されているレシピがありました。
オイルを購入して、楽しんでいただいたりするのも楽しいと思います。
少し触れましたが、香水も手軽で人気があります。
好きな香りをいくつかチョイスするとお店の方が好みをある程度把握してくれて、色々勧めてくれたりします。

香水も様々な香料によって作られていますから、パフューム・スークですと正直言って、ほぼ全ブランドの人気のある香水ととても近い香りが再現できてしまっていたりすることもある訳で、ライセンス認証などについては敢えて触れませんが…お察しください。

そんな楽しみ方が出来るのも、パフューム・スークの魅力の一つではないでしょうか。

ずらりと並んだパフュームオイルの瓶。

ドバイを訪れたら、ぜひ足を運んでみてくださいね。
あなたの運命の香りに出会えるかもしれません!


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