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高度経済成長期、長州力と力道山の熱い試合を、日本にいる全ての人が画面に食いついた、そんな時代があっただろう。 ドリフターズのコントが人気を博し、決まった時間にお茶の間に集まってみんなで1つの画面を見た、そんな時代があっただろう。 ワールドカップで日本代表がベルギーにカウンターで負けた。日本国民は1つの画面を見て肩を落とした、そんな時代も最近あった。 そんなシーンを考えてみると、1つの画面には、「みんな」を集める力があった。 その力を持っているものが、「テレビ」である
1月がものすごいスピードで過ぎ去って もう2月になった あたりまえのように恵方巻きを食べて あたりまえのように豆をまいて あたりまえのようにバレンタインに心を躍らせる そんな2月の始まりだ そして今日は、2月8日 僕はいま家(シェアハウス)にいる 同世代の学生や社会人の男女5人が1つ屋根の下で みんなで和気あいあいと暮らしているのだが そんな温もりに溢れたシェアハウスのリビングのこたつで 1人で座っている みんな出かけているのだ 金曜日の晩は家には人
ぷしゅ、カッ。 新幹線に乗っていると どこかしこから缶を開ける音がなる。 ぐびぐびぐび 仕事終わりのサラリーマンが やっと腰を下ろして、缶を口元へ持っていく 勢いよく空っぽの胃の中に放り込まれるものは 至高の黄金の液体だ。 それを人は「ビール」と呼ぶ。 今、僕の手元には銀色に光る アサヒスーパードライがある。 そんなに深く考えずに売店で購入したものだ。 飲みたいと思って買ったわけでもないのに つい買って飲みたくなってしまった 小さい頃は、そ