
現在生活をしている街、以前住んでいた街、生まれ故郷の街・・・気づけばどの街にも印象的な川があります。
綺麗とか汚いとかは・・・置いておいて、川があります。
心身の限界を感じると「あ〜〜水・・・」と、水辺を欲する癖があります。
神社も弁財天(水神、龍神)関連は、何故か惹かれますし、落ち着きます。でも、泳ぎは大の苦手です。
先日の帰省途中、ある駅で特急の切符を買って、いつもの通り、駅なかの書店をウロウロと。レコードやCD同様、本のデザインや装丁を眺めることが好きです。胡散臭いタイトルが目に入ることもありますが、それは・・・。
ふと一冊の本の表紙が・・・。タイトルも、もちろん大切です。
「素敵な写真・・・タイトルも・・・いいな〜」
作家さんも名前も、ギリギリ知っていました。(すみません、無知で)
普段・・・小難しい本ばかり読んでいるので、一般的な小説やエッセイは、ほとんど買ったことが無く・・・。
「”川のある街”・・・いいかも・・・」
・・・人生初、本をジャケ買いしました。
もちろんレコードのジャケ買いは何度もありますが、本は・・・。
それが、こちらです。

『川のある街 / 江國 香織 著(朝日新聞出版)』
カバー・扉写真:kanako
装幀:田中久子
中身を全く読まずに買ったので、ワクワクしながら特急の中で読ませて頂きました。実家に帰るまで大きな川を何本も電車が渡って行く中・・・。
まだ途中なので、感想や本の内容には一切触れませんが、カバー・扉写真を撮影したkanakoさんを調べてしまいました。
https://www.instagram.com/_kanakoara_
https://twitter.com/_kanakoara_
表紙の写真は、
でした。
色々と拝見させて頂きましたが、数々の写真の質感を見て・・・納得・・・しました。
装幀の田中久子さんも、とても有名な方で・・・。
作家の・・・江國香織さんに関しては私が説明する必要は無いと思います。

水辺・・・海も好きですが、川の方が好きです。
引いては返さず、低い方へ流してくれるからでしょうか・・・。
川・・・水と言えば・・・静岡県三島市の菰池(こもいけ)から湧き出したせせらぎが、大好きです。
三島市の菰池(こもいけ)
菰池は宿場の北にある一大湧水池です。菰池に湧き出した水は白滝の湧水池で、さらに水量を増して、祓所川と御殿川に清流を落としていました。
昔、水量が豊富だった時代には、池の周囲に水田があり、その田の一枚一枚の水面に月の影を映していたといわれています。
たまたま・・・なのですが、最近、ある方に三島の美味しい居酒屋さん『はちまき 』を教えて頂きました。
それがなんと、菰池公園の近所。
VNLが落ち着いたら、『川のある街』を持って・・・ふらっと行ってきます。