見出し画像

父の教え

こんにちは。あらまです。

今年の冬で、父が亡くなって8年が経ちます。

特別、父と仲が良かった訳でもありませんが、
父が亡くなってから、よく言っていた言葉の意味が
理解出来るようになりました。

『実れば実るほど、頭(こうべ)を垂れる稲穂かな』
「人も偉くなれば、なるほど頭を下げるもんだ」

それを聞いても、
偉そうに…お父さん、偉くなっても威張ってるじゃん!としか反抗期の私は思っていませんでした。

また、『男は外に出れば七人の敵』
「外に出て働くのは、大変なんだ!」

その言葉を聞いても、
学生の私には全然伝わってませんでした。

同じように学生時代、
『お金は人に盗られても、知識は人に盗られない』
「だから、勉強はお金以上に大事なもんだ」
と良く言われました。
私が、1番心に残り、子育ての時も意識した言葉です。

他にも、
『参謀が大事』
「人を大切にしろ。自分が出来なくても周りに自分が出来ない事が出来る人がいれば、上手く行くもんだ。」

『男は地位か、名誉か、金を残す者』
「俺は、宵越しの金は残さない」

本当に、保険も加入せず、
確かに何も残ってませんでした。

他にも話の中で言っていた言葉があると思うのですが、今は思い出せません。

ただ、今、ここに書き留めた言葉は
本当によく口にしていた言葉であり、
シングルママとなって、2人の息子を育てる時に
役立つ教えだったなと感じます。

今、いくら言っても、伝えても子供達に伝わらない、
そんな時があっても
いつか伝わる時が来るかもしれません。

子供が大人になり、親の立場になった時、
初めて気がつく事もあります。

本当に伝えたい事を伝え続けること、
親子でちょっとした会話を持つこと、

きっと親から教わった事は
受け継がれて行くと思います。





いいなと思ったら応援しよう!