バセドウ病ф…4再発してる…?
休薬期間から約1年半くらい。
「何か喉、、腫れてきた…?」
「自分ではあまり分からないから暫く通行人とか電車とかで女性の喉を観察しよう」
そう思い、通り過ぎたり目の前にいる女性達の喉の観察を続けた。
(男性は喉仏がある為、よく分からないので。)
喉って人それぞれ、色んな形があるんだなとは思ったが、自分の喉、正直出ているのかあまりよく分からなかった。
「体調は別にって感じだし、後半年位で休薬2年目の検診だから…まぁ、いっか♪」
何て楽観的に思っていた。
そこから2、3ヶ月後
やはり喉が大きいのと、体調が悪くなってきた事を実感してきた。
椅子に座って現在の体調を見つめ直した。
「しんどいなー、、」
「階段は足が重いし、息切れに動悸…」
「駅まで歩くのも疲れる…」
「お腹空いたなー」
「何か手足震えるし」
「イライラすること増えたな、、」
「フラッシュバックや気分の浮き沈みは激しくなっているような…」
「生理前以外で希死念慮が出る頻度が増えているな…」
「中々眠れないし仰向けは苦しいし動悸はするし…」
「多弁になるし…」
「それにやっぱり喉、大きいな…。勇ましいって言われたしな…」
……
「…再発確定の予感がする。」
そう思った。そして
「脈拍を測定しよう。これで答えは分かる」
そう思って時計の針と睨めっこをしながら、右手で左手首の脈を押さえて計測。
結果110を超えていた。
「何かの間違い何かの間違い。もう一度測ろう」
……やはり110は超えていた。
脈拍数で、もう確信した。
2年後検診より少し早いが、予約画面を開いて診察の予約。
でも、通院先の病院、すぐ予約が埋まるので2ヶ月ちょい後の空き枠で予約を取った。
あと2ヶ月の辛坊。と思ってはいたが、最初にバセドウが判明した時、先生に
「投薬治療後に再発したら、放射線治療か手術になるからね」
という言葉を思い出した。
「あー、、私、首に傷が残るんだ…嫌だな」
「首に傷が残ったらまた嫌な事言われるんだろうな」
「手術ってなったら全摘になるのかな…?」
「放射線治療は楽になるって言われたけど本当かな…」
「放射線治療前にヨード制限食があると経験者から聞いたけど、あれってどれだけしんどいのかな…」
「放射線治療って副作用とか無いのかな」
極度に不安になってお家の布団で泣いた。
1個臓器を失う可能性もあるわけだから。
そして、手術や放射線治療について、同じ病気の人、甲状腺全摘した人、放射線治療経験者等のブログ、そして副反応についてとか、、あとはYouTubeとかで色々と念入りに調べまくる日々を送った。
極度に不安になる事が多いのでとにかく安心したかった。
もう症状が症状だということ、そして喉の腫れ。
「確実に再発はしている」
と、もう腹を括った。
そして
「次に待っているのは甲状腺機能低下症なんだな」
と思いながら…。