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その恋は光を超えて エピローグ
エピローグ その恋は時を超えて
残ったのはすでに語られた物語。過去に辿り着いたメルトリリスが月から派遣されたというBBと知識を共有し、殺生院キアラに向けて対策させたこと。初期化したもう一人の自分を壊したこと。藤丸立香がやってくるまでの下準備など些末なことである。
自分の経験とはまるで違う「もう一回」の冒険。全ての思い出は輝かしく…そして。
正真正銘、最後のパラディオンの槍としてキア
その恋は時を超えて #8
第8話 刻を裂くパラディオン
強敵、アルトリア・ペンドラゴンに対してパッションリップとメルトリリスは二人の合体宝具、ヴァージンレイザー・パラディオンで対抗し撃破する。そして狂った聖杯戦争の勝利者である彼らはBBに転送され、謎の尼僧と対面する。
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「初めまして、勇敢なマスターさん?」
蕩けるような声色、すこし油断しただけで骨の髄まで蕩かされそうな色香。魔性とし
その恋は光を超えて #7
第7話 偽りのフィナーレ
ついに管制室へとたどり着いた一行はセラフィックスの構造を把握する。かつての性能を取り戻したメルトリリスと共に探索する中で、彼女は藤丸への恋をを告白、必ず守るという決意を新たにする。そして探索の果てに彼ら一行は最強のサーヴァントと対峙することとなる。
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生き残るため、カルデアに帰るためメルトリリスとパッショ
その恋は光を超えて #6
第6話 かつて敗れた魔のオディール
道中、マスター藤丸立香と二人のサーヴァント、メルトリリスとパッションリップはエリザベート・バートリーと遭遇する。生存者から搾り取った血液により力の増した彼女は、メルトリリスへの嫉妬と羨望を叩きつける。しかし三人の連携の前にエリザベートは倒れた。
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長い道のりだったが、ついに管制室へと辿り着いた。確か
その恋は光を超えて #5 後編
第5話 悪竜のエトワール 後編
「あら、家畜の分際で私のブラッドバスに入ろうだなんて。」
ゾッとするような殺気と、聞き覚えのある声。エリザベート・バートリーがそこにいた。
「そして久しぶりねメルトリリス。貴女を串刺しにしたらこの頭痛も少しはおさまるかしら?」
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エリザベート・バートリー。彼女は確かに悪逆を為したが、カルデアにいた彼女は本当に歌うのが好きな少女だ
その恋は光を超えて #5 前編
第5話 悪竜のエトワール 前編
管制室へと向かった藤丸とメルトリリスはしかし、門番と思われる少女と遭遇する。拘束され、狂乱するアルターエゴ、パッションリップとの戦闘にメルトリリスは優位に立ったが、悲鳴をあげる彼女を心配し堪らず藤丸は制止する。そんな藤丸に何かを感じたパッションリップは戦闘を停止し、供に行くことになった。
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管制室への道が断たれ、メルトリリスとパ
その恋は光を超えて #4
第4話 まどろみのサロメ
藤丸とメルトリリスの二人は管制室へと向かう途中、セイバー鈴鹿御前との遭遇戦にもつれ込む。宝具の撃ち合いの末に勝利した二人だったが、消耗が激しく一度拠点の教会まで撤退するのだった。
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勝ったというのにメルトリリスはまたしても落ち込んでいた、曰く「本来の私は戦闘用に作られていた、あの程度のサーヴァントは貴重な令呪など使わずに
その恋は光を超えて #3 後編
第3話 湖面に舞う黒きオデット 後編
「おはようございます、マスター。よく眠れましたか?」
メルトリリスの呼びかけで目覚める。居場所もよくわからず、危険と隣り合わせの場所で眠りこけられるのは慣れのせいか生来の呑気さか、ともかく藤丸立香はぐっすりと眠れていた。
「ううん、おはようメルトリリス。先に起きてたのかな。」
「私たちAIは眠る必要がないんです、何よりここはまだ危険ですよ?見張りは必
その恋は光を超えて #3 前編
第3話 湖面に舞う黒きオデット 前編
カルデアのマスター藤丸立香は華奢な身体に似合わぬ異様な脚を武器とする少女、メルトリリスと契約した。遭遇した鎧の武人、英雄ヴラド公との遭遇戦に彼らは辛くも勝利した。
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「マスター!私、すごく心配したんですからね!」
令呪一画を消費して、奇襲でなんとか強敵ヴラド公を倒したはずなのに、怒られている。なんで?
「なんで
その恋は光を超えて #2
第2話 踵の名は魔剣ジゼル
油田プラント、セラフィックスへとレイシフトしたはずのマスター、藤丸立香。しかしそこで目撃したのは電子的な異世界だった。サーヴァントを失い、戦う術もなく逃げ延びた先で彼は人形のような少女と出会う。それが、彼の運命であった。
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藤丸に手を引かれ、立ち上がるメルトリリスだったが混乱を隠しきれない。あ
その恋は光を超えて #1
第1話 はじめまして、私のアルブレヒト
「私」は生まれました。私はAIです。私はメルトリリスという名前を持ちます、でもそれ以外は何もわかりません。とても怖いです、とても寂しいです。だから、私はここで眠ります。願わくば、何も感じずに終われたらいいなと思いながら。
そのはずだったのに、私はあなたと出会いました。それは、私が欲しかった全てでした。
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