9/22(金)曇り
そもそもグズついた天気が嫌いな人間ではあったが、現在の状況に至ってからは曇り、そして夜を好むようになった
酒を断ち生活していたが、昨夜はつい飲んでしまった。現状に似合わぬお高いIPAを酒屋で購入し、乾いた喉に一気に流し込んだ
通常のビールとは異なる強い苦味とフルーティな香りに束の間の幸せを感じるも、すぐに枯れてしまう感情である。そして本来の自分は下戸なんだと再認識した。
生活に見合わない浪費を始める時は要注意だ。精神的な部分でヤケを起こしている。
なにも変わらない。何の意味も為さないんだよ。
現状は何かを起こそうにも何も起こせず、できる限りで起こしたアクションの答えをひたすら待つ日々。
精神的には無駄な時間を忌避するようになるが、多くの日常生活が無駄に感じられるため、生きることそのものに嫌悪を感じてしまう。
以前は感じる事がなかった負の感情。
この状態で飲酒に走ると負のループから抜け出せなくなる為本日は確実に断たねば。
全ての物事の意味、楽しみ、理想、未来、人生
今までなら深く考える瞬間などなかったが、孤独になり、尚且つ一筋縄で行かない現状となると一つ一つが嫌でもまとわりついてくる。
考えたところで好転する事も一切ないのだが、ひたすらにクエスチョンを投げかけてくる自身の脳。
脳内は賑やかだ。まるでお祭り。
こんな事を語りながら脳内で一番盛り上がっているのは昨夜飲んだNOVOのダブルIPAの味。
苦味も香りも最高だったなあと脳が喜んでいる。
何かを達観したかのように日々誰も見ていない文章を書き連ねているが、自分はただの障害者であり俗物だ。
酒欲ではなくIPA欲が爆発している。
欲望の先をみたいなどと過去にほざいた自分だが、世の中は各々の欲望で作られていると理解しろ。
俗物、被搾取者側の俺自身よ。