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生還 : 憐れみの3章
この映画を見る前の週に、哀れなるものたちを見た。その映画を僕に勧めてくれた人にはもうこの憐れみの3章の話はできなくなってしまったので、ここに書いておく。覚書程度だけど。
タイトルの通り3つの章からなる3時間ちょっとのこの映画、見ている間じゅうずっとsanityとinsanity、(正気と狂気と言ったらいいんだろうか)の狭間にいるような感覚だった。自分が正常だと思っていることが異常なのか、異常な状
結局ただの人:THE BATMAN
バットマンとわたし 2012年、16か17歳のときにiPod Classicの小さな画面でバットマン ビギンズを見て以来、この黒いスーツのおじさんのファンになった。クリストファーノーランの三部作やPlayStation3のゲーム、(そんなに理解できなかった)カートゥーンを買って読んでみたりして、10年後にこの映画が公開された。思春期に体験したノーラン三部作がすごく印象的で、その先入観で楽しむことが
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