9月を終えて:出さない傑作より出す駄作
9月が今日で終わりますね。
この(↑)写真はちょうど去年の今日、9/30に撮影した写真で、静岡県にある日本最長の人道吊り橋、三島スカイウォークのワイヤーの根もとの写真です。
去年は一年のうち半分以上家にいない生活を、それ以外の年も年のうち数ヶ月は世界のどこかしらにいるような生活をずっとしていましたが、
いわゆる新しい生活になってからは、どうしても出かけなければならない理由以外で公共の交通機関を利用したのはなんと一度しかありません。免許もないので、車でめっちゃどっかに行ってるということもありません。
旅行はとっても好きですが、正直、
リスクをとってまで旅行をしたくはない。
ならば、家にいて楽しめることをしてみようじゃないか。
…ということではじめたいわゆるひとつの“もの書き”ですが
9月は…なななんと、大小(単純に文字数の意)合わせて4つの公募に出すことができました。ライトノベルを中心になかんじです。
うお〜すごい!
やればできるじゃん、自分。
▽ということで、以下、ただの雑記です。
先日noteに書いた通り、物語の公募はこれでようやく5作…ということなので、まずはクオリティどうのこうのよりも、作品を作り上げて、応募する…という経験を積むことが大事、それを楽しめるかどうか。みたいなことが、いまの自分には大切なんじゃないかなって思っているので、いまのところはこれで満足しております。
でも、初投稿とか、数回目の投稿でするっと受賞する人って、いるんですよね…。
と思うものの、そういう人でも大抵はそれこそtwitterの140文字小説とか、そういう範囲ででもなにかしらもの書きしていたりしていると思うので、数千文字程度の二次創作がかなり過去に5本あるかないかの自分としては、ひとまずほんとに、5作仕上げたぞってことに、エールを送りたいなと思っています。
さて。
5作の仕上がった過程はほんとそれぞれで、
さいごの1作はもう、ぼやっとした発想だけあったものを雰囲気と「じつはこうなんだ」ってところだけを決めて、終わりと導入部すら考えずにライブ感で書いていったり(一日半で23000文字ほどにて完)したのですが。
とくに「自分はこういうものが書きたいんだ!」と強く思うものがなくても、いわゆる“自分のカラー”みたいなものが5作も書くと見えてきて面白いなって、ひとり思っています。
文字ではないまんがとか、イラストとかでの二次創作は
かなりやってきていたのですが(現役ではもうない)、一次創作はマジのガチでこの7月からがはじめてで、なんていうか、二次創作において「自分はこういう性癖だなぁ…」みたいなのは作品のあいだを妄想するタイプだったのでそこまで、というかまったく気づかなかったのですが、
一次創作だと、「自分ってこういうもの書く人だったんだな」ってのが、如実に出てきていて、それが面白いなぁ…って思いました。
書いたものを通じて、自分を知るというか。
自分がいま好んで日課的に観ているアニメは『こち亀』(愛をこめて略称で呼ばせてもらう)なのですが、まぁこれ、誰の目にも明らかな娯楽ほぼ全振りのギャグまんが原作アニメなわけです。
でも、そんな『こち亀』を観て両津が裸で走り回ってるところを見て「ガハハハ!」と笑っている自分からアウトプットされるものは
・性別の自認と他認、一般的な認識とちがう場合、どう受け入れられるか
・人間というものの定義について
のどちらか、あるいは両方を含んでおり…
しかも、「よーし! ほのぼのスローライフな話書いちゃうぞー!」ってはじめても途中からなんかスゲージメジメしてくるの! ヤバイ!
しかもしかも、それらについて日頃から深く考えてるなんてことはまったくないんですよ。Googleの検索バーに【こち亀 寺井 サイコパス】とか夜な夜な打ち込んでるような人間ですから。わたしは。
『こち亀』をさんざん脳に植えつけてもなお、きのこが生えてきそうな湿地帯を保っている脳のジメッとしてる具合のやばさ、もはやなんとかならんかすぎて、
ああ…わたしには『こち亀』のような明るい世界はとても作り出せないから、だからこんなにも『こち亀』がまぶしくて、面白く感じられるんだなぁ…と、しみじみと思いました。
つまり、なにが言いたいのかというと
『こち亀』、正式名称『こちら葛飾区亀有公園前派出所』はとっても面白いからアニメを観たり、原作のまんがを読んだりしてくれよな!
ということです。
かなりの飽き性なので、10月や、これから先まだまだなにか書くのかはわかりませんが、せっかくなので何年越しで頭のなかでぼんやり妄想していたキャラクターを全員出し切るところくらいまでは、いい機会なので、書いてみるのもいいかなぁなんて思っています。
まぁひとまずは怒涛の9月も終わったということで、
明日、というか今日…9月最後の一日くらいは、のんびりしようかな。
そんなかんじです。