こどもの製作遊び「自由画と設定画」それぞれの特徴と活動対象
この記事は、UMUMで定期的に開催している芸術教育研究会「UMUMアートラボedu」での研究内容をまとめたものです。
研究会の報告のほか考察もまとめていますので、保育園や幼稚園、学童クラブなどでの製作あそびのヒントになれば嬉しいです◎
2020年6月現在、研究会はオンラインにて開催し、全国から「こども」と「アート」に関わる様々な職業の方が参加しています。
今回の研究テーマは「自由画」と「設定画」。
自由画はその名のとおり、自由に絵を描くなど表現を楽しむもの。社会性を身につける前の、思いっきり感覚が発達する幼児には大切とされる一方で、おとなが「どのように声かけしたらわからない」などの声もよく聞かれる活動です。
設定画は、「運動会の思い出」や「節分」など、テーマや製作行程、画材など設定が決まっている表現活動です。多くの保育&幼児教育現場の製作あそびで導入されています。
今回の研究会の概要は、下記の通りです。
研究内容:
「自由画」「設定画」それぞれの特徴とは?
どんなこどもたちに適した活動なのか?
研究会参加者:
保育士、教員、芸術士、アートワークショップ企画者
研究方法:
1.アイスブレイクとして感性のストレッチを行う
2.「自由画」「設定画」を実際に描く
3. 2つの制作を振り返り、考察する
1.感性のストレッチ
日々こどもたちと製作あそびをしている方でも、突然「絵を描こう!」と言われるとなかなか手が動かないもの。
そこでUMUMでは実践の冒頭に、アイスブレイクとして感性のストレッチを行います。
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