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築年数が浅いのに、コンクリートにひび割れが発生している!保証はある?

新築住宅には、完成(引き渡し)から10年間、瑕疵担保責任(かしたんぽせきにん)の履行のために資金を確保することが法律によって義務付けられています。

住宅の品質確保の促進等に関する法律(住宅品質確保法)で、ハウスメーカーや工務店などの売主は、住宅の基本構造部分と雨水の侵入を防ぐ部分に対しては最低10年間の保証責任を負うことが定められています。

◆住宅の基本構造部分:基礎、壁、柱、梁、床板など
◆雨水の侵入を防ぐ部分:屋根、外壁、開口部など
上記のような部分に問題があると判断されれば、買主はハウスメーカーや工務店に修繕工事を請求できることになります。コンクリート基礎のひび割れもこれに当たります。

フロッグを使った基礎のひび割れ補修
フロッグを使った基礎のひび割れ補修

例えば、新築で引き渡し前に買主さんが基礎のコンクリートにひび割れを見つけたことで、フロッグによる『自動式低圧樹脂注入工法』でひび割れ補修が行われたこともありました。
基礎の外側はコンクリートに柔らかい樹脂モルタルで化粧がされているので、ひび割れがわかりませんでしたが、内覧の際にお客様が床下から基礎をチェックされたそうです。
結果、縦方向のひび割れが複数、横方向のひび割れが一本見つかり、ひび割れ補修が行われました。

低圧樹脂注入工法でひび割れの中にエポキシ樹脂を充填したことで強度が回復、そして湿気や空気等の侵入を防止することによってコンクリートの中性化、内部鉄筋の錆び(さび)を防ぎ、建物の寿命を延ばすことにつながりました。

フロッグ工房では、公共工事で使われるものと同じJIS規格のエポキシ樹脂を使用しています。ひび割れの中に樹脂を注入するために、現場には超低粘度型、低粘度型、そして中粘度型のエポキシ樹脂を持って行き、確実に注入をします。
上の例では、フロッグを取り付けて超低粘度型の樹脂を注入したら2時間ほどで今まで見えなかったところからも樹脂が流れ出してきました。流れ出してきたということは、その隙間が樹脂でいっぱいになったということです。

エポキシ樹脂は、広島の原爆ドームの保存工事に使用され、20年後の調査でも接着の強度がほとんど変わらず健全であることが確認された耐久性の高いものです。

低圧樹脂注入工法とUカット工法の違い
低圧樹脂注入工法とUカット工法の違い

コンクリートのひび割れの補修工法は、ひび割れの幅や原因によって使い分ける必要があります。
Uカット工法(Uカットシール材充填工法)は、ひび割れた箇所を削り、そこに補修材を充填する工法です。シール法は、ひび割れの表面に補修材を刷り込む簡単な処理方法です。
いずれも表層、または壁内15mm程度までの補修ですが、低圧注入工法はひび割れの中に樹脂を加圧して充填しますので、壁面を貫通しているようなひび割れの補修に適した工法です(ただし、振動などの動きがないひび割れに適用)。


サイトをオープンしました。施工例も多数、紹介しています。よろしくお願い致します!
フロッグ工房 公式サイトhttps://frog-kobo.com/

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