コンクリートのひび割れ補修 フロッグ工房

フロッグ工房はコンクリートのひび割れ補修の専門店です。国の仕様に則った「低圧樹脂注入工法」はひび割れの中にエポキシ樹脂を注入して強度を回復し、鉄筋のさびや雨水等の浸入を防ぐ補修工法です。基礎、擁壁、マンションの壁等、お任せください。https://frog-kobo.com/

コンクリートのひび割れ補修 フロッグ工房

フロッグ工房はコンクリートのひび割れ補修の専門店です。国の仕様に則った「低圧樹脂注入工法」はひび割れの中にエポキシ樹脂を注入して強度を回復し、鉄筋のさびや雨水等の浸入を防ぐ補修工法です。基礎、擁壁、マンションの壁等、お任せください。https://frog-kobo.com/

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【地震】大震災(震度7)を経験した私がこれを広めたい理由【ひび割れ補修】

フロッグ工房のスタッフAです。 今年は地震が多い年ですね。 被災された皆様の状況を案じ、心よりお見舞い申し上げます。 1995年1月17日5時46分 阪神・淡路大震災(兵庫県南部地震)が発生した時、私は震度7を観測した地域に住んでいました。 叫びながら飛び起きた瞬間は「近くに爆弾が落ちた?」と思った記憶があります。ここから当たり前だった日常を失いました。 高台にある住居でしたので、揺れが落ち着いてから外に出ると、遠くに火災がいくつも見えました。 周辺を歩くと倒壊した建物を多

    • 【国はどうしている?コンクリートのひび割れ補修】民間、一般住宅は自己判断です。慎重に!

      こんにちは。 自動式低圧樹脂注入工法によるコンクリートのひび割れ補修専門店 フロッグ工房です。 今回は、国が公共の建築物のひび割れをどのように補修しているかについての記事です。 こちらは、公共工事の品質確保や効率化を目的として国土交通省が監修している「公共建築改修工事標準仕様書」(建築工事編)令和4年版です。 つまり、「公共の建築物を改修するときは、これを目安に工事しなさい」という統一基準となるものです。 自治体の庁舎をはじめ、自治体運営の学校やホール、体育館など数多く

      • 自己治癒コンクリートってなに?ひび割れの自然治癒?魔法?

        人間が消費している物質で量が一番多いのは、水。 そして2番目は、なんとコンクリートなんです。 確かに、土木に、建築に大量に使われていて、現代ではコンクリートが身の回りに全くないということは、なかなかありません。 木造住宅の中にいても、一番下の基礎は鉄筋とコンクリートで出来ています。 外に出れば、斜面や段差のある土地で擁壁(ようへき)として土が流れないように支えているのも、塀(へい)として境界線をつくっているのもコンクリートです。 ダム、トンネル、橋、港、高速道路、学校・・

        • チキソ性って何?生クリームとエポキシ樹脂に共通する性質とは?

          チキソトロピック性とは直訳すると揺変性といい、「ある物質が外からの負荷等により粘度が低下するものの、負荷がなくなると粘度が元に戻る性質のこと」をいいます。 略して、チキソ(ちきそ)性です。 例えば、生クリームをかき混ぜる時には、ほとんど抵抗がありません。ですが、デコレーションとして、ケーキの上に絞り出された生クリームは崩れずにその形を保つことができます。このような性質をチキソトロピック性がある、といいます。マヨネーズ、ケチャップなどもその性質を持ちます。 塗料などもチキソ性

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          小学生でもわかる・毛細管現象とは何か?【ざっくり解説】

          こんにちは。フロッグ工房です。 今回は、毛細管現象を小学生でもわかるように説明する試みです。 (YouTubeでこういう形式のチャンネルがありますね。面白いです。興味のある方は検索してみてください!) それではさっそくですが、毛細管現象について見ていきます。 これは見やすいようにお醤油(しょうゆ)にしました。 コップの中の醤油に細いガラス管や細いストローなどを立てると、中の醤油が重力に逆らって、コップの液面より高くまで上がります。 これを毛細管現象(もうさいかんげんし

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          小学生でもわかる・表面張力とは何か?【ざっくり解説】

          こんにちは。フロッグ工房です。 今回は、表面張力(ひょうめんちょうりょく)を小学生でもわかるように説明する試みです。 (YouTubeでこういう形式のチャンネルがありますね。面白いです。興味のある方は検索してみてください!) それでは、さっそくですが、水の表面張力について見ていきます。 上の白い丸は、水をつくっている一番小さな単位である「水分子」だと思ってください。 水分子たちは、お互いに引っ張りあって安定しようとする性質を持ちます。 女子たちがいつもくっつき合って

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          【亀裂】相性バッチリなコンクリートと鉄筋の間に何が❓【ベストパートナーに悲劇が⁉️】

          コンクリート内部に鉄筋が組み込まれた鉄筋コンクリート造(てっきんこんくりーとぞう/RC造)は、世界中で広く普及している構造です。 どうしてコンクリートと鉄筋を組み合わせるのでしょう? それはお互いがお互いの弱点を補い合うことができるためです。相性バッチリのベストパートナーといった感じです。 コンクリートは固くて圧縮に対してはとても強いのですが、引っ張られたり、曲げられたりすることには弱いです。 それに対して、鉄筋は細いので圧縮には弱いのですが、引っ張りや曲げに強いです

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          【低圧注入工法】ひび割れにエポキシ樹脂は本当にきちんと入っている?【公共工事と同じ施工で安心を/コア抜き】

          低圧樹脂注入工法でのひび割れ補修は、コンクリートのひび割れの中に樹脂をゆっくりと確実に注入して補修する優れた工法なのですが、わかりにくい点があります。 施工する私たちは注入量を計算していますので、その量がひび割れの中にゆっくり入っていけば確実に注入できていると判断できます。 しかし、その結果を目で見ていただけない場合があります。 住宅の基礎コンクリートやコンクリート塀であれば注入した樹脂が、貫通したひび割れの反対側から漏れ出てくるのを確認していただけます。(もちろん全部が

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          【ひび割れ補修】施工の流れ【自動式低圧樹脂注入工法】

          標準的な自動式低圧樹脂注入工法によるコンクリートのひび割れ補修は、以下のような流れになります。 施工場所の確認 ↓ ひび割れ幅の計測 ↓ 仮止めシールの施工と補修器具(フロッグ)の取り付け ※樹脂の漏れが発生しないように確実に丁寧に。 ※器具の取り付けの間隔は250mm〜300mm程度(1mに4個程度) ↓ 樹脂の注入 ※器具の中の樹脂がなくなったら必ず注ぎ足す。 ※樹脂量は計算による推定樹脂量および裏側からの確認が取れるまで注入。 ↓ 撤去、清掃 ※樹脂が硬化し

          【ひび割れ補修】施工の流れ【自動式低圧樹脂注入工法】

          【地震被害】新潟市にお住まいの方、まだ間に合います【補助金制度】

          2024年1月1日に発生した能登半島地震では広範囲に被害が出ました。 各地の一日も早い復旧・復興を心からお祈り申し上げます。 新潟県では2万棟以上の住宅に被害が出たほか、50人が重軽傷を負いました。液状化被害が大きかった新潟市では復旧作業が進む一方で、いまも被害の爪痕が残されています。 新潟市には「液状化等被害住宅修繕支援補助金」という新潟市独自の補助金制度があります。 能登半島地震の揺れや液状化によって住宅に被害が出た場合、「住宅」や「敷地環境」の修繕工事に対して補助

          【地震被害】新潟市にお住まいの方、まだ間に合います【補助金制度】

          壁に現れるあの白いものは何?放っておいて良い? 【エフロ】

          世の中コンクリートで溢れていますので、どこかで目にしたことがあるかと思いますが、コンクリート構造物のひび割れや目地(シーリング材)の付近に付着している『白いもの』は何だかご存じですか? ①貝殻 ②チョーク ③卵の殻 ④その他 ①〜③どれも近い!主成分が同じで、『 炭酸カルシウム 』です。 ですので、壁に付いている白いものは危険なものではありません。無害です。 ただちにコンクリート構造物の強度に影響もありません。 見た目はちょっと・・・美しくはありませんね。 では、放って

          壁に現れるあの白いものは何?放っておいて良い? 【エフロ】

          【コンクリートのひび割れ補修】小学生でもわかる・低圧樹脂注入工法とは何か?【ざっくり解説】

          こんにちは。フロッグ工房です。 今回は、ひび割れ補修の『低圧樹脂注入工法』を小学生でもわかるように説明する試みです。 (YouTubeでこういう形式のチャンネルがありますね。面白いです。興味のある方は検索してみてください!) それでは、さっそくですが、ひび割れを見ていきます。 身近なところで、これはお皿のひび割れ。 ひびは裏まで貫通しています。 こちらはカップのひび割れ。 これも内側まで貫通しています。じわ〜と飲み物が漏れ出してきているのに気づいて、わっ!と焦る

          【コンクリートのひび割れ補修】小学生でもわかる・低圧樹脂注入工法とは何か?【ざっくり解説】

          築年数が浅いのに、コンクリートにひび割れが発生している!保証はある?

          新築住宅には、完成(引き渡し)から10年間、瑕疵担保責任(かしたんぽせきにん)の履行のために資金を確保することが法律によって義務付けられています。 住宅の品質確保の促進等に関する法律(住宅品質確保法)で、ハウスメーカーや工務店などの売主は、住宅の基本構造部分と雨水の侵入を防ぐ部分に対しては最低10年間の保証責任を負うことが定められています。 ◆住宅の基本構造部分:基礎、壁、柱、梁、床板など ◆雨水の侵入を防ぐ部分:屋根、外壁、開口部など 上記のような部分に問題があると判断

          築年数が浅いのに、コンクリートにひび割れが発生している!保証はある?

          ご自宅の基礎、大丈夫ですか?ひび割れ補修はお早めに。

          日本では住宅を建てる際に、鉄筋とコンクリートでできた『基礎』を造ります。基礎は建物を地面にしっかりと固定して支えるとても重要な部分です。 一般に使用されている基礎は、ベタ基礎と布基礎です。ベタ基礎は、鉄筋を床一面に配置する構造で、床に密着している鉄筋コンクリート全体で住宅を支えます。 布基礎は、壁、柱の下部分のみを鉄筋コンクリートで支える構造です(床には防湿シート、防湿コンクリートが敷かれていることが多い)。 ひび割れを放置すると、ひび割れの中に湿気、空気が侵入して内部コン

          ご自宅の基礎、大丈夫ですか?ひび割れ補修はお早めに。

          擁壁(ようへき)、塀(へい)のひび割れ補修

          擁壁と塀の違い、ご存じですか? 『擁壁(ようへき)』とは斜面や高低差がある土地の側面を支え、安定させるために造られる壁のことで、主にコンクリートで造られます。 コンクリートの中に鉄筋を埋め込んで造る鉄筋コンクリート造の『擁壁』は耐久性に優れています。 『塀(へい)』は境界線として設けられたり、目隠し、侵入防止、防火などの目的で建てられます。コンクリート塀にはブロック塀と鉄筋コンクリート塀があります。 擁壁は土を受け留めている壁、塀は土を受け留めていない壁という違いがあり

          擁壁(ようへき)、塀(へい)のひび割れ補修

          コンクリートのひび割れは、微細でも放置すべきではない理由

          コンクリートのひび割れは、日本コンクリート工学協会によると防水性から見た場合、ひび割れ幅0.2mm以上は補修の必要があるということです。 ひび割れ幅0.2mmというと、一般的にかなり微細なひび割れのイメージだと思います。 写真は、0.5mmのシャープペンシルの芯と比べたものです。右上はひび割れ幅0.35mmのものです。 身近なものですと、官製はがきの厚さが0.2~0.22mmです。このような微細なひび割れは、髪の毛のように細いのでヘアークラックと呼ばれることがあります。

          コンクリートのひび割れは、微細でも放置すべきではない理由