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精神疾患と、司法試験と。

 この記事では、双極性障害をもつ私が、司法試験の勉強を続けるかどうか考えるために、メリット・デメリットを書き出してみた。

 なぜわざわざこんな記事を書いているのかといえば、私は今、10年以上目指してきた弁護士をこの先も目指し続けるべきなのか、猛烈に悩んでいるのである。
 どのように悩んでいるのかはこちら↓でまとめたので、興味のある方にはご一読いただきたい。

弁護士になるメリット

・自分ひとりの裁量が大きい仕事ができる(一般的な職種より、ASD的特性で困ることが少ないかもしれない)
・働き方が比較的自由(仕事を選べるし、出退勤時間も自分で調整できる)→双極性障害の人間には非常に有利
・勤務先の事務所が自分に合わない場合は、独立するという選択肢がある
・関心をもっている障害者問題に法律家として関わることができる
・博士課程に進学すれば、実務家研究者として研究もできる
・法律論について、彼氏と同じ目線で議論し続けることができる

司法試験の勉強を続けるデメリット

・双極性障害による体調の波と付き合いながらの勉強が厳しい(一日10時間以上は勉強するから、自由時間がほぼなく、精神的・肉体的に常にすり減る)
・多忙により体調を崩しやすくなる
・子どもがほしいのに、産むタイミングが遅れる可能性が高くなる
・社会経験がないまま30代を迎える可能性がある(←正直あまり気にしていない)

司法試験を諦めるメリット

・今まで取り組めなかった好きなことに取り組む時間ができる
・双極性障害による体調の波と付き合いやすくなる(時間的・精神的な余裕が生まれるため)
・好きな時期に家庭を持つことができる可能性が上がる
・法曹以外の職種に就くことによって、想定よりも早い時期に社会経験を積むことができる
・障害者問題には法曹以外の職種でも関わることができるため、むしろその方がいい可能性もある

司法試験を諦めるデメリット

・ずっと目指してきたものを諦めてしまったという気持ちが残る
・法律論について、彼氏と同じ目線では話せなくなる


結論

 結論は、まだ、出ていない……。

 ここまで書いたことは現段階で考えられることでしかないから、また時間をかけて考えて加筆し、よく考えたい。

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