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二宮金次郎です。今の少年少女はどのくらい知ってるかな。と言っても、俺も銅像見たことあるってだけで何をした人なんだか全然知らなかった。

先行きが見通せない感じの現代にこそ二宮尊徳から学ぶところは大きいはずだと、小田原の報徳博物館に行ってきた。

玄関前でお出向え。

何やら難しげな本を読んでいらっしゃいます。

ロビーには等身大の蝋人形。えらい迫力。でかいんだよ、尊徳さん。ケンカも超強そう。

二宮尊徳の闘志というか根性というか、それはそれは凄まじいものだろうと察するが、それ以上に「人間の心」にアプローチして世直しをしているように見えるところに興味をひかれる。

金かけてハードだけ整えてもダメなんだ、そこに美しい心が通っていないと村は豊かにならない。幸いなことに人間には心がある。心はそれ自身が美しくあろうとするものだ。その美しくあろうとする働きを十分に活用して、心を美しくし村を豊かにする。

人間に備わった力を信じる。信じるため、信じられるようになるためにまず自分を厳しく律する。追究する。極める。

報徳二宮神社に併設された報徳会館のお手洗いに飾ってあった額をパチリ。いつも心に置いておきたい言葉がたくさん。


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桑原和弘/陽明学/リーダーシップ/幕末好き
世界のゴキゲンが増えるといいなって考えたりしゃべったり書いたりしてます。ありがとうございます。