やることが多いのと忙しいのとは違うよ
忙しいよね。
「忙しいという文字は心を亡くすと書きます」って何度も聞いたことあるでしょ? だけど心って見えないし触れないからさ、持ってんだか無くしてんだかよくわかんないところがあるよね。
とは言え、俺にも心はあると信じてるので、できるだけ心を無くさないようにと心がけてる。あ、この「心がける」もわかるようでわかんない言葉だよ。心がけるったって何をどうすることかわかんないもん。
わかんないなりにさ、実践してるのがね、動作ひとつひとつを意識すること。うーん、違う言い方をすると動作するとき動作の対象に視線を向けることを実行するようにしてる。忘れることもある。
例えば、毎朝コーヒー豆を挽いてハンドドリップして飲んでるんだけど、コーヒーミルを取ろうとするときはコーヒーミルを見て手に取る。電気ポットに水を入れるときは電気ポットを見て手に取り、ポットの蓋を見て開き、ブリタのサーバーを見てサーバーを持ち上げ、注ぎ口を見て水を注ぐ。
そういうこと。
時間を測ったわけではないけど、ひとつひとつ視線を向けながら動作するのとそうでないのとで所要時間に差はないんじゃないかな。視線を向けずにいると水をこぼしたりして余分な時間と労力を必要とすることもある。
やることが多すぎて目が回りそうなときこそ、ひとつひとつの動作に注意を払う、具体的にはいちいち視線を向ける、これが忙しくならないためのコツなのかなって思えてきたところ。
似たようなことを別のエントリーでも書いてるのでよかったら読んでみてね。
世界のゴキゲンが増えるといいなって考えたりしゃべったり書いたりしてます。ありがとうございます。