映画「007 ゴールドフィンガー」
シリーズ第3作。テーマソングのインパクトと相まって印象に残る作品。
前2作と比べて展開に落ち着きがあるというか、ゆっくり観ていられる安心感がある。ストーリーがシンプルと言えばいいのだろうか、こういう場合。
早い時点で悪者と相対していたり、いつまでも生命を奪われることなくチョロチョロできてたり、スリルとサスペンスの度合いがとても低いことも特徴かもしれない。乱暴な古畑任三郎って感じか。
悪者の狙いが荒唐無稽なのもいい。ものすごいリソースを注いで入念に準備しているのもいい。いやいや、金かけるとこそこじゃないでしょう。バカバカしさが加速する。
その入念な準備がいとも簡単にほころんじゃう。そんなのでいいのか、おい、とツッコミ入れたくなる。
アストンマーチンが登場したときは思わず胸躍った。これは最近作を観ている者の特権だ。しかし当時のQはずいぶん渋いおじさんだったんだね。
名作の名高い、と思ってたがB級映画の最高峰な気がしてきた。
エンディングで次作の宣伝してるところもいいね。もちろん観ちゃうよ。
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世界のゴキゲンが増えるといいなって考えたりしゃべったり書いたりしてます。ありがとうございます。