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sigikai
がんばれカープ
2024年ペナントレースも終盤。ここにきてカープが失速。重苦しいムードから抜け出せずにいる。
シーズン開幕前、多くの人がカープの下位低迷を予想し、カープファンもそれを覚悟していた。
春先は勝てるゲームを落とすことも多かったが、投手陣がチームを支えた。苦手とされる交流戦も10勝8敗と勝ち越すことができた。このあたりから負けないカープが頭角を現し始め、カープファンのざわつきも日増しに大きくなっていく。
打つ方では今や主軸の小園、絶不調から脱出した坂倉、待ってましたの末包を中心に各打者が線になるゲームも増えた。矢野という新ヒーローも出現。加えて引き続き好調の投手陣が先発、ブルペンともに脅威の防御率で勝利を手繰り寄せる。
カープファンが淡い期待を言葉にし始めたタイミングで「週ベの呪い」。
野球情報誌『週刊ベースボール』（ベースボール・マガジン社）に特集されたチーム及び選手が極度の不調に陥るジンクス。
自慢の先発陣が総崩れ。ヒットは出るもつながらない。9月3日からの6連戦、下位チームを相手に勢いつけるはずだったのがたった1勝しかできなかった。
週が明けて正念場の7連戦。首位ジャイアンツ、3位タイガースが相手とあって、今シーズンの結果に直結する大事な1週間。
初戦、コテンパンにやられてしまった。意気消沈とはまさにこのこと。首位チーム相手に今日明日も厳しい試合が続くだろう。
沈んでる場合じゃない。手薄なチーム力でよく頑張ったよと自分を慰めるにはまだ早い。
今こそチームの真価が問われるとき。それはファンについても同じ。
がんばれカープ。がんばろうカープファン。
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