![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/88695750/rectangle_large_type_2_f1ef669f65941079d157e902b0398339.png?width=1200)
Photo by
minhai
十六夜俳句3句
水底の揺れる琥珀か散り落ち葉 季語(散り落ち葉)
みずそこのゆれるこはくかちりおちば
浅い川の流れの底の落ち葉は揺れる琥珀のようです。
思いっきり比喩で、季語「散り落ち葉」が琥珀に負けているかな、
とも思いつつ・・・です。
亡き人の毛布の温み秋深し 季語(秋深し)
なきひとのもうふのぬくみあきふかし
大事に洗ってとっておいた亡き人が使っていた毛布、
ふっくら温かで思い出が蘇ってきて。
日記帳ちぎり並べて鰯雲 季語(鰯雲)
にっきちょうちぎりならべていわしぐも
鰯雲はなにかをちぎって並べたようです。なんの切れ端かな、と
考えたら、思い出のつまった日記帳がピッタリだ、と思って。
鰯雲は、なにか懐かしいのです。これも比喩でしょうか・・・
![](https://assets.st-note.com/img/1665388794633-LiuM8u20kj.jpg?width=1200)
十六夜杯応募させていただきます。
よろしくお願いいたします。
いいなと思ったら応援しよう!
![チズ](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/94081074/profile_f17d6c1aa400dce1564399fe1f4915a4.jpg?width=600&crop=1:1,smart)