被弾した祖父は毎日開戦日
ひだんしたそふはまいにちかいせんび

祖父は仏印の激戦地で腿に被弾、欠片が入ったままの傷跡を、幼い私に何度も見せてくれました。痛みが麻痺に変わっていく毎日・・・祖父にとって戦後はなく、亡くなるまで毎日戦っていたのでは、と思います。   季語「開戦日」
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