強烈な腹痛で寝れない
40才男性、自営業10年目の豆腐メンタルです。
2~3年前から時々みぞおち部分の突き刺すような痛みに悩まされていました。
その痛みは尋常ではなく、みぞおちに向かって背部やノドや耳がグゥーっと引っ張られるような痙けのような痛みです。
動くことも出来なくなります。
1週間前。謎の38.6℃の発熱と共にそのみぞおちの痛みと背部痛が襲い、吐き気がありました。
いよいよ不安になりネットで「みぞおち 痛み 背部痛」や「食後 背部痛」などと検索。
すると真っ先に出てくるのが「急性膵炎」
どうやら過剰なアルコール摂取や暴飲暴食が続くと消化酵素を分泌する器官である膵臓がオーバーヒートを起こし炎症となるらしい。
毎晩7%の350mlレモンサワーを5本も空けてるからかもしれない。しかもものの45分くらいで。
とりあえず病院に行くのは嫌いなので(怖い)、食事を控えて様子を見たけどやっぱりよくならず。
意を決していつもの消化器内科へ。
ここのクチコミはあまりよくないけど私は気に入っている。
先生がフランクだからだ。
上から目線や事務的なやり取りではなく、「会話」をしてくれる。
でもやっぱりそういうのを嫌う人が悪いクチコミを書き込んでいるようだ。
先生「今日はどうしましたか?」
ワイ「数年前もお世話になったんですが、同じようにみぞおちの激痛と。あと発熱もありまして。」
先生「うーん、前回の胃カメラでは異常はありませんでしたが今回もう一度撮りましょう」
ワイ「お願いします。」
先生「一応膵炎の疑いもあるので、血液検査もするからね。」
(やはり膵臓が・・・)
ところで私は胃カメラが好きだ。
最初は怖かったけど、初めての胃カメラで経験したのが癖になっている。
ご存知の方も多いかと思うが、胃カメラをする際には鼻の麻酔の他に「気持ちをリラックスさせさる薬」というものがある。
これがヤバい。
絶対にヤバいヤツ(クスリ)だと思う。
注射されると目の前が急にフワフワしだして、なんとも言えない心地良さ包まれる。まるで夢でも見ているかのような気持ちになる。
ボーッとしている意識の中で鼻からカメラを入れられ、完全に意識が飛ぶわけでもなく、痛みもないまま施術がすすむ。
胃カメラをするとこのクスリを打たれる。
これが楽しみなのだ。
しかし、今回はそうはいかなかった。
事前にされる鼻からの麻酔。
これがなんかしっくりきてない。
効いてる感じがない。
一応チューブを通して確認されるし、その時は痛みも嘔気もなかったが、いざカメラを挿入すると
「ウォエッ!!」「むぐぅ、、!!!」「うっ!うっ!」
直接ノドに挿入される感覚と苦しさが襲った。
それはもう涙はボロボロ出るし、ヨダレやらなんやらで顔面がめちゃくちゃになった。
例のヤバいクスリもあまり気持ちよくない。
あまりに嗚咽するもんだから看護師さんが後ろから背中をトントンしてくれた。
まるで赤子のように。
なんとも情けなかった。
そんなこんなで何とか胃カメラも終了し、結果は大きな異常はなく、血液検査も正常の範囲内。
「逆流性食道炎」と診断された。
胃酸過多で胃袋の上が焼けてるらしい。
ネットで調べた時もこれも出てた。
膵炎なんかに比べれば可愛いもんだ。
膵炎だと炎症を起こした部分は元のように戻ることはなく、分泌機能が低下したままなのでアルコールや高脂質の食品は「一生」食べられなくなるらしい。
なんと恐ろしい、、、。
今回は無罪放免(?)ということで無茶な食事や飲みすぎ注意で終わった。
逆流性食道炎は暴飲暴食の他に、腹部の締め付けや右下にする寝かた、タバコなんかも悪化の原因になるらしい。
右下にして寝ると胃液が食道に戻りやすいとか。私は左肩が怪我の影響で痛みやすく、どうしても右を下にして寝る癖がある。
これには対応が求められる。
猫背のPC作業も腹圧がかかるのでよくない。
何はともあれ安心したからか、ずっとなかった食欲が戻ってきたので今晩は少しお酒を飲んでみようかなと思う。
逆流性食道炎の患者は年々増加傾向にあるらしい。
ストレスによるものも報告されているので十分気をつけたい。
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