【おすすめ絵本】あまがえるのかくれんぼ
noteの読書の秋2021コンテストに参加します。
今日は『あまがえるのかくれんぼ』という絵本を紹介したいと思います。
ちょうど1年前にこの絵本を読みました。
1年前のわたしは休職中で、たっぷりと時間がありました。
狂ったように読書をする中で、絵本もたくさん読んでいました。
たくさん読んだ絵本の中で特に印象に残ったのが、こちらの『あまがえるのかくれんぼ』です。
2つのおすすめポイントを書いていきたいと思います!
①生き物の体の仕組みを楽しく学べる
この絵本には愛らしくもリアルなあまがえる達が登場します。
かくれんぼをしている時、急に体の色が変わってしまい泣き出すあまがえる達。
どうして体の色が変わってしまったのか…。
物語を読み進めることで楽しく学ぶことができます。
知識ではなく知恵として沁みわたっていくような感覚です。
ひとえに作者の温かく優しい眼差しを感じられるからでしょう。
②読むタイミングにより様々な感情を味わえる
1年前に初めて読んだ時に浮かんだ感情を思い出してみます。
一言で表すならば、うらやましい気持ちでした。
不安と戦いながら、変化という波を乗りこなしていくあまがえる達。
1年前のわたしの目には、とても眩しく映りました。
1年経って読み直してみると、最初に読んだ時とは違う気持ちに出会えました。
読み終えた後、あたたかく包み込まれるような気持ちになりました。
「ぜんぶいいんだよ」と言われ、迷いや葛藤をまるっと肯定された感覚です。
折に触れて読み直したい親友のような絵本になりました。
繰り返し読むことで、様々な感情を味わいたいと思います。
最後に
読んだことのない方はぜひ手に取ってみて下さいね!
皆さんにとっても親友のような絵本になれば嬉しいです。