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基本 立つ〜正面〜


多くの人は1日に1回は必ず立ちます
ただ立つという一見なんでもない普通の動作ですが、右に体重が偏っていたり、肩がうちに入っていたり、美しく真っ直ぐ立っている人はほとんどいません
美しく立っている人がほとんどいない、ということは美しく立っているとそれだけで人の目を惹きます
想像してみてください
たくさんの人がスマホに夢中になって前屈みになっている中、スッと美しく立っている人がいたら・・・私はそれだけでその人のことを目で追ってしまうと思います

最初は身体の動きを確認してほしいので、全身の鏡があれば、鏡の前で行なってください
まず踵とつま先を揃えます
足裏の母指球、小指球、踵の三点で立つことをイメージしてください

重心は左右のくるぶしの下あたりです
次に骨盤を立ててもらうのですが、骨盤を立たすってどういう意味?ってなりますよね
骨盤は両手で水を掬うような形でお尻のあたりを支えています

水を掬うような手から、水を手前に流すように手を前に向ける
その動きが骨盤を立たせるという動きに近しい動きになりますので、そのイメージで骨盤を立たせてみてください
次にお尻にペンを挟むようなイメージでおしりを締めます
太ももを外側から押すイメージで内腿を締めます
そうするとお腹が少し前に出ている状態になりますので、お腹を引っ込めて上に引き上げます

その時にせっかく締めたお尻から力が抜けないように気をつけてください
胸の下の肋骨に手を当て、広がらないように閉じます
ちょうどネックレスのトップが当たる胸骨のあたりが斜め上に向くようにし、鎖骨を開きます
スーパーマンのS字の三角マークを前に見せびらかすイメージです
あまり見せびらかすと腰が反ってしまうので、あくまで肋骨は閉じたまま、お尻は締めたままです
顎を軽く引き、身体の真上に頭が来るようにします
頭の後ろあたりを斜め後ろから引っ張られている感じです
思ったより頭は前に出ていますので、結構後ろに感じるかと思います
その場所で合っています
そして最後に手の平を身体に向け、そっと太ももの横に下ろします

これでキレイに立てているはずです
詳しくは動画で

信号待ちの時、電車で揺られている時、レジで並んでいる時、少しキレイに立つということを意識してみる
美しく立つことで自然と呼吸がしやすくなり、心が前向きになるはずです