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万古焼のごはん鍋で、鍋炊きごはん

ご飯を、鍋で炊いているのを、ときどき見かけるうちに、私も、自分で炊いてみたくなった。

鍋炊きごはんは、もちもちしていて、噛めば噛むほど味があり、おかずがなくても ご飯だけでも食べらる、おかわりしたくなる味で、毎日、かかせななくなった。

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私が選んだのは、万古焼のごはん鍋、大黒ごはん鍋3合用。説明書通りに、炊くと、好みの硬さにならなかったため、水の量、浸水時間、強火・弱火加減、炊飯時間、蒸らし時間などを記録しながら、16回目に完成した。

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ただ、その時の、水の温度、気温、天気などにより、同じ設定でも、同じ状態には炊きあがらない。

湯気の勢いや、臭いによって、火を止める時間、コンロからおろして蒸らすが、しばらくコンロの上で蒸らすか、微調整はする。

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米の生っぽい臭いから、ごはんの香りに変わってくる、きつね色のコゲがかすかに香ってくる。よしっ、と火を止める。加熱時間は、11分。

その数分が、日々の中で、大切なひとつの時間になってきた。鍋ごはんを炊く、という動作をしないと、何か体の調子が悪い。

便利に、知らない所で知らない人に、知らないアルゴリズムで、生かされている。

そんな日々の中で、温もりのある道具を使い、自分の眼や耳や手の感覚で、自分の手加減で、できるだけ単純明快に、生活したくなっている私に気がついた。

炊き方の動画です。柔らかめが好みのため、私のひとつの例です。

炊きあがったごはんは、鍋を洗って乾燥させたいので、おひつに移し替えます。

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有田焼のおひつ、2合用、冷蔵庫保存、電子レンジok。


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