苦手なことが好きに変わる瞬間
最近はまっていることがあるんです!
それが「米粉で作るお菓子づくり」
お菓子作りといっても本当に簡単なクッキーやシフォンのみ。
でも私にとってはすごいことなんです!
料理と違ってお菓子づくりは、きちんとグラムを図って工程を踏んでいく作業が大雑把な私にとっては面倒に感じてしまって全然楽しめない!
その上がんばって何とか作ったものも美味しくできたことがありませんでした。
だからお菓子づくりをしている人を見て、憧れはありつつもやろうとは全く思わなかった。
それがなぜ急にお菓子づくりにハマりだしたのか?
苦手が好きに変わるまで
それは半年前に発覚した病気のせいでした。
そんなふうに自分の体のことを意識することなく「自分の好き」で体に取り入れるものを決めていました。
だけど約3か月間の入院で、病院で出されるメニューは、
朝は
⚫︎ほうれん草のほぼ味がしない茹でたもの
⚫︎豆腐と人参(こちらもほぼ味なし)
⚫︎白飯
昼・夜も私に合うメニューとして、鶏肉などたんぱく、ビタミンが多いものが出されました。
体のことを考えて取り入れるってこういうことかぁ〜と思いつつも!
はじめはマズイ...と思って、全然食べられずどんどん体重は減るばかり...。
でも体重が7kg減ったときにこのままだといけない!体力が落ちて病気と闘えなくなる。
そんなふうに思って、
なんで私にはこのメニューなんだろう?
なんで、この食材がよく出されるのだろう?
もっと食べるものについて知ろう!
そんなふうに思うようになりました。
自分の体を1番に考えるように
自分の体を大切にしようと思ったら、どんな食材が、どんな効果があるのか?などをたくさん調べるようになりました。
幸い入院中で、ほぼ寝たきりの私はやることはないので調べる時間はたくさんありました。だからたくさん、たくさん調べて食材についてノートに書き込んだ!
そんな入院生活を送り、食への興味も湧いてきた頃に退院!
退院後は、病気を治すために自分でメニューを決めよう!というふうに気持ちが変わりました。
また、家族にも健康でいてほしい!だからもっと家族と食べる食事にも気をつけようとも思いました。
お菓子作りが好きになるまで
病院の栄養士さんに聞くと、私の場合は「タンパク質」が必要!ということだったので、タンパク質が取れて体にいいものと考えてきな粉や米粉を使ってお菓子を作れないか?と思いました。
でもお菓子作り苦手だし、できるかな?と不安も。でも体のためにやろう!と決めて初めてみたら
あれ?なんか楽しい!昔はあんなに苦手だったのになんでだろう?
たぶん今までは大雑把という性格もあるけれど気持ちにゆとりがなかったかもしれないと思いました。
いつもなにかやることに追われて、忙しかったな〜と今振り返ると思う。
でも病気になってからは「ゆとりを持とう」「丁寧な暮らしにしよう」というふうに過ごし方への考えも変わったので、自然と時間やゆとりが持てるようになりました。
そうしたら、お菓子作りも丁寧にできるようになった!
「この時間楽しい!」
「リフレッシュ時間になる!」
とさえ、今では感じています。
そして苦手だったお菓子作りは、今では家族皆が「美味しい!美味しい!」と言って、あっという間になくなるくらいの米粉クッキーが作れるようになりました。
苦手なことが好きになるために必要なこと
を変えれば、苦手だったものへの意識も変わります。
できることも増え、視野も広がり今が楽しい!
これからも「丁寧なゆとりのある暮らし」で、素敵なライフスタイルを作っていきたい。