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【思い出日記】阿寒への旅

火山が好きな自分としてはコンテンツいっぱいの阿寒。
ハイライトは白湯山への冬山登山だったなぁ。
地熱で雪が積もっていない山頂の景色は素敵だった。

白湯山(916m)
阿寒湖畔スキー場の途中に登山口があるので、スキー客が滑り始める前に登り始めないと係員に声をかけられたりするらしい。
生きている山なので、各所にボッケ(アイヌ語で煮え立つの意味)があって湯気があがっている。

絶対熱そうなボッケ

登山した日の気温は-18℃。
寒さが作る自然現象がとっても綺麗。
霜が作る自然の造形美。

落ち葉から伸びる霜
霜の翼のようになっている

地熱と低い気温が作り出す自然現象は本当に美しい
山頂付近も地熱が高くて積雪がない。
ここもびっしりと霜がついていた。

霜の向こうに雌阿寒岳

ここはスノーシューを履いて、冬に来るのをオススメしたい。
火山活動をこれだけ感じられる山もないと思う。


阿寒の火山といえば、百名山でもある雌阿寒岳もあるのだけど、この山とは相性が悪いらしく、3度チャレンジしているが天候に恵まれない…

火山があれば温泉が素晴らしい。
換気しないと硫化水素中毒になってしまうくらいの硫黄泉の宿「野中温泉」。

犬と一緒に朝ごはんを食べることができる

阿寒の鶴雅のロビーには阿寒出身の木彫家「藤戸竹喜」さんの作品が展示されている。
この人の木彫はホントに好きだ。
木彫りの熊がひとつ欲しい。(すごい値段だろうけど…)

エカシやフチがそこにいるかのような木彫
生き生きとした熊たち

雌阿寒岳と雄阿寒岳という活火山に囲まれた温泉街「阿寒」。
アイヌのコタンがある場所でもある。
湖畔の温泉でのんびり過ごすのもよし。
民芸品屋さんでいろんな作品を見るのもよし。
個人的には木彫りの熊とマキリが欲しい。

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