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『ちぎれた鎖と光の切れ端』
ー私の願いは、沈むことなくー
みなさん、こんにちは☀️
本日は荒木あかねさんの『ちぎれた鎖と光の切れ端』についてお話ししていこうと思います。
1.あらすじ
復讐を決意した樋藤は無人島・徒島へ。
しかし、自分が殺す筈だった者たちが次々と殺されていく。しかも、殺されるのは決まって第一発見者。無人島での殺戮はなぜ行われるのか、犯人は誰なのか?
Z世代のクリスティー渾身の一作。
2.荒木あかねさんについて
荒木さんは『此の世の果ての殺人』でデビュー&江戸川乱歩賞を受賞されました。今作『ちぎれた鎖と光の切れ端』は2作目となります。
実は荒木さん、同い年なんですよね〜笑
それだけで親近感湧きます✨✨
3.感想
やっぱり、密室×無人島はミステリの王道ですね。しかし、本作はそこに留まらず話をさらに広げた上で上手く畳んでいました。
前作のときも上手いなと思いましたが、本作も刑事と語り手のバディの描き方がうまい👍
キャラクターに魅力を感じる作品となっています。
個人的な印象ですが、荒木さんの作品っていい意味でミステリに執着してないというか、人自体や感情を結構大事にされてるのかなと感じています。シリーズものじゃないミステリって、語り手に感情移入させるのハードル高いと思うのですが、それをすんなり熟されてる印象です。
4.おわりに
最近、更新頻度が落ちてますね。
我ながら読む暇がない、書く暇がない状態だなと思います、、、😭😭😭
そんな中、次回は読む隕石、百鬼夜行シリーズに戻ろうと思います!!🤣
それでは、例の如く作中の台詞で締めさせていただきます。
〝自業自得の一言でまとめられるほど、この世は単純にできていないんですよ〟
如ちゃんというキャラが個人的には推しでした。
では、また次回〜👋👋