『絡新婦の理』

ー求めて失い、願って喪ったすべてにー

みなさん、こんにちは😃
お久しぶりです。
投稿に大分間が空いてしまいました、、、😭😭
これからもペースは落ちるかもしれませんが、
投稿を頑張っていこうと思います💪

予告通り今回は、百鬼夜行シリーズ第5弾
『絡新婦の理』について書いていこうと思います！

1.あらすじ
世間を騒がせる連続殺人犯「目潰し魔」。
首を折り、人を殺す「絞殺魔」
聖ベルナール女学院に潜む売春の噂と七不思議、旧家織作家の関係は、、、。
見え隠れする「蜘蛛」の存在。全てを操り、巣に佇む「蜘蛛」の正体は？
シリーズ屈指の強敵に京極堂が挑む。シリーズ第5弾。

2.〝檻〟に続く〝織〟の存在
前作の鍵を握るのは檻でしたが、
今回の鍵を握るのは、〝織〟です。
機織りに纏わる神話や、この作品の中心人物たちといえよう織作家、複雑に且つ微妙に絡む事件はそれぞれ、この鍵なくしては語れませんでした。

以下、ネタバレ注意⚠️
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3.蜘蛛との対決－理の中心に巣食う蜘蛛－
「あなたがー蜘蛛だったのですね」
この鮮烈な一言から始まるプロローグから、本作は始まります。
つまり、真犯人である「蜘蛛」と京極堂の対決の最終局面から物語が幕を開けます。

犯人は女性
犯人の目的

といった、重大なヒントがここで語られることになります。
これは、読者に対する挑戦でもあるのか？？とも初見時には思いましたが、これは一種の仕掛けなのではと思いました🕸️

4.父親は誰か－巣に搦め捕られた因子－
真犯人の計画は、
ほぼ完璧といってもいいでしょう。

あの京極堂ですら、動きを読まれていました。
最後の最後に京極堂に軍配があがったのは、
運という不確実な要素もかなりあったのでは、と思います。

さて、本作では明かされない事項があります。
それは、真犯人の父親です。
これは作中では明言されませんでした。

私は、呉仁吉ではないかと思っています。
理由は１つしかないのですが、

呉美由紀が選ばれた理由がわからないからです。

真犯人は人選にもある程度拘った計画だったはずです。その中でどうしても浮いてしまうのが、呉美由紀です。そこがどうにも気に掛かります🕸️
答えはわからないのですが。笑

5.おわりに
これで、未読の百鬼夜行シリーズにやっと入れます。笑
長かった〜😂😂
長すぎたけども、いい時間でした。

最後は作中の一言で。

〝それがー絡新婦の理ですもの〟

それでは、また次回〜🍶